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外国人の顔が覚えられない...!その理由は「脳の仕組み」にありました【漫画】

Amy (えいみー)エッセイ漫画家(ワーホリ・海外)

―みなさん、「外国人の顔が、覚えられない」または「皆同じに見える」、そんな経験はありますか?

私はあります。そしてオーストラリアへワーホリ中、盛大にやらかした経験があります。

■なぜ「外国人の顔が覚えられない」のか?

実は、理由があります。私達は日常生活において、脳の容量をオーバーしないため情報を「断捨離」しながら生きています。


自分に関係のあるもの(同人種、家族、友人、自分の関心があるもの等)は容易に認識できる事に対して、自分に関係のないもの(異人種、他人、自分に関心のないもの等)は脳から排除します。

■「他人種効果」とは?
外国人の顔が同じに見える現象は、「他人種効果」という名前があるそうです。
実は、研究者の間では「言語と顔認識の習得は似ている」と考えており、言語と同じように顔認識能力も、歳をとるごとに難しくなるといいます。その事から、子供の頃に多国籍の学校へ通えば異人種の顔認識能力を獲得しやすいと最新の研究で判明しているそうです。


幼少時に馴染みのなかったために大人になってから外国人を見ても、「外国人は”遠い存在”であり、自分に関係ない=記憶しない」と脳は判断してしまうというワケなのですね。

昔洋画を見ていて、「キャラが全員同じに見えて映画が楽しめない」事がよくありましたが、これは脳の仕組み上仕方のない事だと判り救われた気分です。

―とはいえ、実際に会う人の顔は失礼のないようしっかり記憶したいものです。^^;

エッセイ漫画家(ワーホリ・海外)

1993年生まれ、愛知県出身。ワーキングホリデーの経験や国際恋愛をリアルにつづったエッセイ漫画を執筆中。現在はノマドワーカーとして、日本とアメリカを拠点に世界各地を旅する暮らしを送る。Webサイトでは海外生活やワーホリの実践的な情報を発信中。インスタグラムフォロワー1.3万人。

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