【宗像市】赤間宿から宗像の良さ伝えたい♬観光みやげづくりで地域活性に尽力する店主のアイデアがすごい!
唐津街道・赤間宿通りでは「赤間宿まつり」や「あじさい祭り」など、宗像市の良さを多くの人に知ってもらうため、さまざまなイベントに取り組んでいます。
休日には街道の散策をたのしむ観光客の姿もありますが、宗像を代表する観光みやげがないことに危惧している人がいました。
赤間宿通りで民芸品店「ごえん工房 音誘君舎(ねゆきや)」をいとなむ田中雄二さんです。
店舗では、めずらしい「ゆき氷」を販売していたので味わってきました。
◇民芸品店「ごえん工房 音誘君舎」の店舗外観
すべて店主の田中さんがデザインされたそうです。
昔ながらの古民家をリノベーションした店舗は、宿場町のおもむきを感じます。
赤間宿商店組合の副組合長をつとめる田中さんに「音誘君舎」への思いを教えてもらいました。
◇「ごえん工房 音誘君舎」の店内
天井が高く広々とした店内は、木のぬくもりを感じる落ちついた空間です。
店内、所せましと色々な分野の工芸品が展示販売されています。
一点一点個性ある手作り品で、ほとんどの作品は宗像市内在住の作家さんのものだそうです。
重厚で伝統的な作品からカジュアルな生活用品まで、幅広いジャンルの作品は、見ていて時間を忘れてしまいます。
店内にはレトロな音楽が流れていました。
◇展示販売品の色々
宗像市のマンホールのふたをデザインしたTシャツで、市花の「カノコユリ」と「タイナミ」のデザイン2種(3,000~3,300円)。
この「うちわ」はすべて田中さんのデザインとのこと、素晴らしいデザイン力に脱帽です。
展示販売する品物の種類は多岐にわたり、数が多くて全部を紹介できませんでした。
店内にあるたくさんの作品または工芸品の、制作過程でのノウハウや技術はさまざまです。
ここに出品する作家さんたちの力を借りて、やがて宗像市の観光商品や土産物を考案できないか模索していると店主の田中さんは言います。
唐津街道・赤間宿通りにたくさんの人がおとずれ、宗像でしか買えない商品をここ「音誘君舎」で販売し、購入してもらえる日がはやくくるといいなと思いました。
◇食品販売も
地元の人がつけた梅干しや、梅酢などの販売もしています。
かき氷・ゆき氷は250円と、子どもでも買いやすい価格設定になっています。
暑い日に少しからだを冷やしたい時に立ち寄りたいお店です。
色とりどりのアイスキャンディが並んでいます。
こちらは和菓子に使われる葛粉(くずこ)で作った、手づくりアイスキャンディで、とけにくいのが特徴です。
200円と手頃な値段なので、子どもたちも安心して買えますね。
「フワフワゆき氷」体験
宗像では初の「フワフワゆき氷」マシーンを導入して販売しています。
氷をけずるのではなく、水が氷になる前の「雪」の状態を作り出しているそうです。
メロン味を作ってもらいました。
たしかにかき氷ではなく、ふってきた雪をかき集めて食べているようでフワフワとしていて、冷たすぎず頭も痛くなりません。
こんなめずらしいデザートアイスを食べないなんてもったいない!
まだまだ残暑はきびしいようなので、体験するチャンスはありますね。
コロナ禍もようやく落ち着きをみせ、今年は開催するまつりやイベントで、多くの人がこの地に集まっています。
これからも「赤間宿キッズ縁日」などの楽しい企画で、唐津街道・赤間宿はにぎわうことでしょう。
「音誘君舎」をはじめ、赤間宿通りには立ち寄ってみたいお店がふえています。
唐津街道・赤間宿を散策しながら、フラッとのぞいてみてはいかがでしょうか。
◆店舗情報
所在地/〒811ー4146 宗像市赤間5丁目1ー9
電 話/0940ー32ー7050
定休日/火曜日・水曜日
営業時間/10:00~16:00
赤間宿商店組合Instagram
※営業時間・定休日に関しましては、変更の場合がありますので店舗にてご確認ください。