高知市を一望できる場所に、今年の5月、新たな魅力的なスポットが誕生しました。その名も「野菜屋さんモカフェ」。

かつてカフェとして親しまれていたモカフェが、新鮮な野菜とおしゃれな雑貨を提供するお店として生まれ変わりました。

今回は、その「野菜屋さんモカフェ」をご紹介します。

高知駅から愛宕商店街を抜け、県道16号線を土佐山方面へ向かいます。

高知市街地を横目に、くねくねした道を上がりきると、ガソリンスタンドが見えてきます。その隣に青い屋根の「野菜屋さんモカフェ」があります。

17年前に福岡から結婚を機に高知へ移住した店主が、夫が経営するガソリンスタンドの隣で10年近く営んでいた「モカフェ」を2023年12月に営業終了し、新たに地元自慢の新鮮野菜「久重ブランド」を販売する「野菜屋さんモカフェ」を始めました。

駐車場はガソリンスタンド手前の南側にあり、看板が出ていますので、すぐに見つけることができます。

「野菜屋さんモカフェ」の一番の魅力は、何と言ってもその新鮮な旬の野菜。

久重地区の農家さんが大切に育てた野菜を多くの方に知ってもらいたいと「久重ブランド」として販売しています。

店主自身も露地で野菜作りに取り組んでおり、「モカフェ農園」は畑の開拓から始めるほど、その本気度が感じられます。

「在来種」や「固定種」の種にこだわり、ほぼ自然の状態で育てられた露地野菜を店頭に並べています。

山の上にある久重地区の野菜は、寒暖差があることで甘みが増し、美味しい野菜に育っています。

野菜だけではなく、「野菜屋さんモカフェ」ではおしゃれな雑貨も豊富に取り揃えています。皮製品やアジアン雑貨や小物など、ハンドメイドでどれもセンスの良さが光るアイテムばかり。

さらに、パワーストーンも種類豊富に販売されており、新しいアイテムも続々と入荷しています。実際に手に取ってみることで、お気に入りの一品を見つけられるかもしれません。

「黒潮薪本舗」の薪も販売しています。こちらの薪販売事業は、林業関係者だけでなく、障がい者を支援するNPO法人や社会福祉法人も参加した「林業×福祉×地域」の連携による薪づくりを行っている組織です。

安く薪を手に入れられるのでキャンプされる方にもおすすめです。

高知市に新たに登場した「野菜屋さんモカフェ」では、地元の農家さんから届けられる野菜はどれも鮮度抜群で安心安全なものばかり。さらに、お値段もお手頃という、うれしいポイントが揃っています。

季節ごとに変わる旬の野菜が揃っているので、訪れるたびに新しい発見があるのも楽しみの一つです。

高知市街地を一望しながらドライブがてら、新鮮な野菜を買いに、ぜひ訪れてみませんか。