元家政婦が教える掃除のNG!やりがちだけれどまずは気をつけて欲しい掃除の基本とは?
今年もあと2か月ほどとなってきました。うかうかしているとすぐに年末になってしまいそう。そろそろ大掃除が気になってくるころですね。そこで、元家政婦でプロ主婦の筆者が、ついやってしまいがちな掃除のNG行為についてを解説します。これは、普段の掃除でも大掃除でも共通な掃除の基本です。
いきなり濡れ拭きをするのはNG!
掃除をする際、意外とやってしまいがちなのが、いきなり濡れた雑巾で拭き掃除をはじめることです。雑巾に限ったことではありません。たとえばよくあるのが、フローリング用のウエットシートでいきなり床を拭いてしまうこと。
「え?それって何か問題あるの?」と思う人もいるかもしれませんね。ホコリがない状態であれば、濡れ拭きをしてもいいのですが、ホコリがあるところを濡れたもので拭くと、ホコリが伸びるだけで、うまくキレイになりません。
まずは乾いた状態でホコリを取ってから
濡れ拭きをする前に、まずは乾いた状態でホコリを取りましょう。床を拭く前には掃除機をかけてホコリを取ります。フローリングワイパーを使うのであれば、先にドライシートでホコリを取ってからウエットシートを使うのが正しい順番。棚なども、ハンディモップや乾いたマイクロファイバーダスターなどでホコリを取ってから濡れ拭きしましょう。
ホコリが取りやすいのは「人が動いていなかった時間」の後
ホコリを効率的に取るには、タイミングも大切です。日中人が動いている時間は、空気も動いていて、ホコリが空中に舞い上がってしまいがち。さんざん動いたあとに掃除をしても、うまくホコリを取り切れません。
ホコリを取るのにおすすめなのは、朝起きてすぐか、帰宅直後。寝ている間は空気があまり動いていませんし、家に人がいない間も空気は動きません。その間に空気中のホコリは床へ落ち切ってくれています。そのタイミングでそーっとホコリを取ると効率的に掃除ができますよ。
まずは乾拭き!それから濡れ拭き
今は、便利なお掃除シートがたくさんあり、それらを使っていきなり濡れ拭きしたくなります。でも、ホコリがついている場所を濡れたもので拭いても、うまくキレイにはなりません。掃除をはじめるなら、まずは乾拭きしてホコリを取り、それから濡れ拭き。それが掃除の基本です。ためしてみてくださいね。
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