マウントをとる子の5つの特徴【現役教師が解説!】
「私の方が100点取ったもん」「僕の方が早く走れるよ」と、何かにつけて自分の優位性を主張するAくん。でも、ある日「みんなに認めてほしくて...」とポツリと呟いた言葉に、その行動の裏側にある気持ちが見えてきました。
マウントをとりがちな子どもたち。一見、自己中心的に見えるかもしれません。でも、その奥には「認められたい」「自信を持ちたい」という切実な思いが隠れているんです。今日は、そんな子どもたちの特徴を解説します。
マウントをとる子の5つの特徴
1. 比較が好き
「私の方が字がきれい」「僕の方が早く終わった」と、すぐに比べたがる子もいます。その向上心は、時として高い目標設定につながります。
2. 自分の話を強調する
「私なんか、もっとすごいことができるよ」と、自分の話を大きくするのも特徴です。その表現力は、適切に導くと、人を励ます力に変わることもあります。
3. 人の失敗を指摘したがる
「また間違えたの?私は絶対しないよ」と人の失敗を指摘したがる子もいます。でも、その指摘は正しいこともあります。
4. 自分の持ち物を自慢する
「新しい文房具見て!すごいでしょ」と、自分の持ち物を自慢するのも特徴です。その気持ちの裏には、友だちと共有したい思いもあるのです。
5. 認められたい欲求が強い
「先生、見てて!」「すごいって言って!」と、認められたい欲求が強いのも特徴です。その素直な気持ちは、励ましの声かけで自信につながります。
まとめ
マウントをとる子どもたちについて解説しました。その行動は時として周りを傷つけてしまうことも。でも、その裏側にある「認められたい」という気持ちに寄り添いながら、より良い表現方法を一緒に見つけていくことが大切です。
ちょこっとアドバイス
比較する前に、「自分なりの頑張り」を認めてあげましょう。他人を否定せずに自分を表現する方法を、具体的に示してみるのもいいですよ。良いところを見つけたら、「〇〇さんも、△△さんも、それぞれ素敵だね」と、共に認め合える視点をつくってあげましょう。「すごいでしょ」の裏側にある不安な気持ちに、しっかりと寄り添ってあげることも大切です。
ナナホシのおすすめ記事がLINEに届きます︕
忙しいママや先生に知ってほしい教師の試した「教え方」と「子育て術」をまとめてお届けする、ナナホシ「教師の試した教え方と子育て術」の配信が9月25日からスタート。
毎週火曜日と金曜日の20時00分にお届けします。「子育ての手間を減らしたい」そんな方は、ぜひ友だち追加してください。
<友だち追加の方法>
■下記リンクをクリックして友だち追加してくださいLINEアカウントメディア(外部リンク)
※本リンクは「Yahoo!ニュース エキスパート」との取り組みで特別に設置しています。
読んでくださりありがとうございます
この記事を読んで、「あ、これ試してみよう」と思ってもらえたら嬉しいです。私のプロフィールや他の記事もぜひご覧になってください。よかったら、下にある「学びがある」「わかりやすい」「新しい視点」のどれかのボタンを押してください。「フォロー」していただけると、嬉しいです!