藤沢市のみなさまこんにちは。今日も3時のおやつタイムを心待ちにしている、筆者ころんころです。

本日のおやつは、JR藤沢駅構内のプリン専門売店『プリン総合研究所』で売られている「太陽卵」を使った「濃厚プリン（430円）」と「さっぱりプリン（430円）」です。

まずは蓋を開けてみます。

それぞれの見た目は「少し色味が違うかな？」と感じる程度。香りもそこまで大きな違いはありません。

最初は「さっぱりプリン」から実食してみます。

九州・長崎から取り寄せた、濃くて甘い高級卵「太陽卵」の“卵白”を多く含む「さっぱりプリン」。質感はまるで光沢感を放つ陶器のよう。お味は…

普段食している「甘いプリン」の概念を覆すほど甘さが抑えられており、後味のすっきりとした口当たり。「さっぱり」はしているものの、牛乳やカラメルのコクがあるためけして物足りなさは感じません。甘いものが苦手な方からも好まれそうな味わいで「プリンといえばこれ！」という人も意外と多いかも。

一方「太陽卵」の“卵黄”を多く含む「濃厚プリン」。スプーンですくった断面がザラっとなるほどどっしりとした濃厚度合い。

こちらは口に含んだ瞬間、舌を覆う黄身の旨み。先ほどの「さっぱりプリン」よりも甘みを強く感じ、カラメルも濃くてほろ苦い気がします（のちにこれが「まさか？！」となるのです...）。「濃厚プリン」は“卵を味わうプリン”ともいえそう。

店頭のショーケースに“濃・淡”プリンとして並べられているこの2つの商品。「それぞれ使われている材料がずいぶんと違うのでは？」と感じた筆者ですが、『プリン総合研究所』の社長・横尾さんの口から出たのは衝撃の言葉でした。

横尾さん：「材料はほぼ同じです。甘さやカラメルも一緒。非常にシンプルな作りで、質感の違いを楽しむ商品です」

筆者：「え…まさか？！」「甘みの感じ方がまるっきり違いますけど？！？」

横尾さん：「それぞれ卵と砂糖の量は一緒ですよ。『さっぱりプリン』は卵白と牛乳、『濃厚プリン』は卵黄と生クリームの配分に多少の違いはありますが、明らかに異なるのは『火入れの温度と時間』です。卵白と卵黄の『火の通り方の特性』を活かし、火入れと冷却を徹底管理します。そうすることで食感や味わいに大きな違いが生まれ、卵の臭みが残らない極めて美味しいプリンに仕上がります」

お話を聞けば聞くほど頭が混乱する筆者…。

「砂糖の量が一緒」とは思えない味の違いに「自分の舌がおかしいのでは？」と我を疑い家族にも食べさせましたが(笑)、やはり同様の感想。

ただただもう驚くばかり。。。

これ以上なにをどう書けばいいのかわからないので(汗)、読者のみなさま、ぜひ2種類を食べ比べ、衝撃を受けてくださいませ…。

店構えこそコミカルでおおらかに見え、実はとても繊細な商品を扱う『プリン総合研究所』。店頭のショーケースには、横尾さんが「これほど七変化する素材はない」と話す「卵」に「炎と時間の魔法」をかけた究極のプリンがいくつも並びます。

参考記事：藤沢駅売店に起きた「ある異変」に一体何が？社長を直撃すると「新商品があまりにも売れるので..」藤沢市

今日ご紹介した「濃厚プリン」と「さっぱりプリン」は、個数限定＆週に3日ほどの不定期販売となります。まとめて購入するお客さんに加えレア商品でもあるため、スタッフさんでも「なかなか口にできない」という“行列＆即完売レベル”の人気商品です。販売日については、お店の公式 Instagram（外部リンク）をチェックしてくださいね。

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さらにワンランク上質な素材を使った「『濃厚プリン』＆『さっぱりプリン』食べ比べセット」を高島屋オンラインストア（外部リンク）で販売しています（日持ちは製造日より冷蔵で10日間／華道家・假屋崎省吾氏、書家・金澤翔子氏による限定ギフトボックス入り）。湘南からのお中元や贈り物にいかがでしょうか。