30歳 脱サラ&地方移住で幸せになった話
<この記事は夫の方が書いています>
僕が会社員だったころ。
通勤電車に揺られながら、
「会社の最寄り駅で降りずに、そのまま好き勝手にどこかへ行けたら、どんなに開放的な気分になれるだろう」
そんな妄想をしながら、丸9年間の会社員生活の中で、それを実行することはありませんでした。
仕事、人間関係、歳をとるにつれて強くなる様々なプレッシャー。
積み重なって心や身体にストレスがかかり続け、
「もう少し上手くやらないとなぁ」と思う日々。
でも、簡単に自分の性格やスタイルは変えられないし、
「耐え続ければいつか晴れる」と他力本願を言ったところで
何か良い方向に変わった試しがありません。
ましてや、自分を取り巻く他人を変えるなんてできません。
自分のことすら変えられないのに。
「変えられるのは環境だけだろ!」
思い切って、脱サラ・田舎に家購入&移住・結婚を
全部まとめてやっちゃったのは2年半前のことです。
環境を変えるなんて簡単なこと
脱サラ、田舎に家購入、移住、結婚・・・
普通なら数年かけてやりそうなことを半年くらいに詰め込んでやりました。30歳の時の話です。
脱サラをする際、自分の中のマインドブロックをぶち壊す作業はとても大変でした。
「ストレスを感じる環境に身を置いていいのか」という気持ちと、「まぁ、みんな折り合いをつけてやってんだからさ」という気持ちと。
天使と悪魔の囁きが繰り返され、ズルズルと時間だけが過ぎていました。
そして、意思が固まっても、それを周りに伝えることも大変な作業です。
特に仕事を辞める旨を上司や親に伝えるのは、かなりの力が必要でした。
何かを動かすことよりも、動いているものを止める方が大変で疲れるのだと痛感しました。
その後、新たに環境を変えていく作業については、特別難しさを感じることはありませんでした。
むしろ、人生の景色がガラッと変わっていくことにワクワクする気持ちが抑えられず、人生の重要な局面を勢いで推し進めることができた気がします。
住めば都
半年間。これが自分の中で決めたリミットです。
この間に、購入した家をリフォームして、住む環境を整えることにしました。
家はボロいし、虫が出るし、断熱がいまいちだし、湿気はすごい。
やりたいことを挙げるとキリがないわけですが・・・。
限られた予算の中、キッチン・お風呂・トイレの水回りは工務店にリフォーム依頼。その他はDIYでやることに。
勢いというのは大事で、事が進み始めるとリフォームは着々と進んで行きました。
素人でもYouTubeやInstagramを参考になんとか作業できるものです。
今では自分たち好みの空間となり、この家にはとても愛着を感じています。
環境を変えた事で動き出した人生
せっかく家を丸ごとDIYするんだから、僕らもYouTubeやInstagramで発信しよう。
どこかの誰かのためになるかもと思い、DIYリフォームの過程をSNSで配信し始めました。
おかげさまで、YouTubeは3.7万人、Instagramは8.5万人ほどのフォロワーの方に見ていただけています。
そして、その後にレンタルスペース運営やコーヒー豆の焙煎&販売といった新たな仕事も始めました。
DIYコンテンツの配信で培ったSNSでの発信力を活かしながら、「世の中の人にどうやったら届けられるか」仮説と検証を繰り返す日々を楽しんでいます。
変えられるのは環境だけ
「自分を変えることなんて無理だし、ましてや他人を変えることなんてナンセンス、変えられるのは環境だけ」
30歳のときから動き出した人生の中で強く思いました。
逆に言うと、自分に合う環境にさえできれば、人生はコントロールしやすくなるものだと思います。
今の人生には満足していますが
あらためてどこでも住めるとしたらどうするか。
南の方で海の近くなんてのもいいなーって夫婦で話しています。
数年先のことなんてわからないくらいがちょうどいい。
でも、思い立ったら吉日。
また、ガラッと環境を変えているかもしれません。
私たちは夫婦で田舎に移住して、築40年の自宅をDIYリノベーションしています。
InstagramやYouTubeで過程を発信してますので、よかったらそちらもチェックしてください
また、夫の方が自家焙煎コーヒー豆の販売、Voicyでの配信をやってます。
あわせてチェックしていただけると幸いです。