技術書典13がオンライン・オフライン同時開催中
技術書だけのイベント「技術書典」がオンライン・オフラインともにただいま開催中。オフライン会場の開催は実に3年ぶり。
オンライン開催
会期:2022/09/10 (土) 〜2022/09/25(日)
オフライン開催
会期:2022/09/11 (日) 11:00~17:00
会場:池袋サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)
会場の様子は、公式Twitter「技術書典 公式アカウント」のこちらから見ることができます。
どのような技術書が売っているの?
オンラインマーケット(https://techbookfest.org/event/tbf13/market)にアクセスするとわかるように、エクセルの使い方といった初心者向けのものから、電子工作やJavaScript、スマホアプリ開発関連、Unity関連、Raspberry Piといったマイコン…本当に「技術」に関連するものであれば、なんでも販売されています。
情報処理学会の売り切れになった話題の会誌別刷の販売も
情報系の情報処理学会では会員に向けた会誌「情報処理」で毎月特集を組んでいますが、その特集の別刷だけをオンライン販売のみで技術書典13に出展中。
新刊は500円ですが、会誌での特集から2年が経過したものは0円で販売しています。このように技術書典では0円の本も販売されているのもポイント。
例えば、特集「CGMの現在と未来: 初音ミク,ニコニコ動画,ピアプロの切り拓いた世界」の別刷は初めて学会誌が売り切れて話題となったものですが、こちらも0円で販売されています。
普段から情報処理学会会員の方には会誌が届いていますし、非会員であっても、情報処理学会のデジタルライブラリである「情報学広場」から購入することができます。でも、これでは「これを読みたい!」と検索した人にしか届かないといった欠点があります。
「情報処理学会」という名前や「情報処理」という会誌を知らない人にも届けることを叶えてくれるのが、技術書典での販売です。
気になる本に出会えるかも
本屋に行くときには、「これが欲しい」と目当ての本が決まっていてそれを買いに行くという買い方もありますが、なんとなく、「こういう類の本が欲しいんだよな」とふらっと立ち寄って、いい本に出会えるといった機会もあるでしょう。
技術書典は「技術」に関連する本であれば、なんでもならんでいる会場です。しかも、オンラインマーケットでは、9/25(日)まで期間限定で送料無料となっています。
オンラインマーケットの一覧を眺めるだけでも、本屋さんに行ったときに感じる、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見したりする「セレンディピティ」が起こるかもしれません。
並んでいる技術の本を眺めるだけでもよし、0円のデジタル本を購入してもよし。コロナ禍で外出の機会が減っている今だからこそ、気になる本に出会えるチャンスになるといいですね。来年は、販売する側になっているかもしれませんよ。