福岡では圧倒的な人気を誇る「ソフトバンクホークス」推しのお店が多い中「オリックス・バファローズ」推しのお店としても知られ、小学生であれば『オリックス・バファローズの帽子をかぶって来店するとラーメン一杯が120円』になるサービスも有名。（オリックスファンの方は「みずほ PayPayドーム福岡」での試合前日とかに「長浜御殿」各店に寄られて本場福岡・博多の長浜ラーメンを食べてみるのもいいかもですね ）

地元民の日常食としてのラーメン

日頃は地元民のオアシスとして屋台のように飲み食いしながら寛げる場所なので、基本的には福岡市内近郊の地元の方々がほとんど。福岡市外や観光系のお客さんは（店内を見渡してみても）ほとんど見当たらない。またプロ野球に関してはオリックス・バファローズ推しではあるけれど、基本的なお店のスタンスはどなたでも分け隔てなく楽しめる場所になっている。

長浜御殿は「住吉店」以外のお店も人気

現在4店舗を擁する「ウエキフーズ」のブランド「長浜御殿」。福岡市城南区長尾の「長浜御殿長尾本店」、同じく城南区堤の「長浜御殿堤店」、早良区荒江の「長浜御殿荒江店」。さらに福岡市中央区長浜の「博多屋台一心亭本店」も、同じグループ店になり、どこのお店も人気店なのでお昼の時間帯は特に混み合う。また各店、基本的には同一レシピによる豚骨ラーメンを提供しているので同じ味をいただくことができる（※厳密には各店ごとのお店でスープを炊いているので若干の違いはあるのと一心亭本店のカエシは長浜御殿各店とは違っているそう）。

お昼のサービスランチがお得

土日祝を除く、平日の11時〜14時の限定メニュー「サービスランチ」。基本は「ラーメンとおにぎりセット」740円、「ラーメンとギョーザセット」790円。それぞれ「辛し高菜ラーメン」「大盛ラーメン」「やき豚ラーメン」への変更も可能。お昼のセットはもちろんのこと「海苔＆ふりかけのおにぎり」ファンがたくさん存在する御殿の名物メニュー。移転前はショーケースがあり、そこから自身で取って申告するシステムだったのが懐かしく思い出される方も多いのではないだろうか？今現在は注文してからほどなく配膳されるようになっている。

ジョッキにナミナミと入った焼酎

個人的には、お昼の時間帯に寄れるのは休日のみなので、仕事終わりの夕方の時間帯や深夜に訪れる機会が多い。そのため、まず来店と同時に（ほぼ確実に）お酒をいただくことになっているルーティン。

特に「焼酎」はロックもいいけど「焼酎の水割り」がおすすめで、まずは「生ビール」か「瓶ビール」で喉を潤した後「芋焼酎の水割り」に切り替えることが多い。

シメのラーメンに向けての助走を楽しむ

お酒のお供には、まずは「おでん」。変わり種の「チーズ天」と「なんこつ天」が最近のお気に入りで、オーソドックスな「たまご」や「ごぼう巻き」人気の「牛すじ串」とともにいただくのが最高の幸せ。

さらにお口直し的に「辛子高菜」を単品で注文し、お酒のお供のおつまみとして食べつつ少し余らせてシメのラーメンの味変として投入することもできるので、ぜひお試しいただきたい一品。

メニューには無い「ニンニクラーメン」

福岡の豚骨ラーメンのお店には「生ニンニク」と「ガーリックプレス」を卓上に常備しているお店が多く存在する。しかしながら、そうでないお店も当然あり、ココ〈長浜御殿住吉店〉もその中の一つ。ただお店側では、生ニンニクをちゃんと準備していて注文の際、忘れずに「ニンニクを搾って欲しい！」という意思表示をすることで、あらかじめ丼碗のフチに生ニンニク2〜3個分くらいを用意してもらえるというシステムがある。この場合のニンニクは「無料サービス」なので、ぜひおすすめしたい仕様。

通し営業の夕方に楽しむ「飲みラー」

お昼のランチタイムと夜の晩酌タイムのピークを外した15時〜18時くらいがゆっくり楽しめる時間帯（※同時に店内のお掃除タイムでもある）。時間にも気持ち的にも余裕があれば、その時間が特に寛げておすすめなのでぜひ一度ご体感いただければ幸いです。

長浜御殿住吉店