3つの保存ポイントを意識したら市販のパンが美味しくなった!誰でもできるコツをベテラン主婦が紹介
主婦歴20年以上のあやねぇです。米の価格高騰により、パンを食べる機会が増えたかたも多いと思います。そのまま食べられて手軽ですが、品質が落ちやすいのが難点。今回は市販のパンをおいしく食べるために、知っておきたい保存のコツをご紹介します。
消費期限や食品表示をチェック
市販のパンに記載されているのは消費期限。開封前に記載された方法で保存した場合に安全に食べられる期限を意味します。家庭では封を開けた状態で保存することが多いことから、できる限り早く食べるよう忠告しているのです。
また、保存方法には直射日光、高温多湿を避けるよう注意書きされていますが、これはカビや雑菌の繁殖を防ぐためです。キッチンは高温多湿になりやすい環境であることから保存場所を選ぶ必要があります。とくに菓子パンや総菜パンはいろいろな材料を使用しているためより注意が必要です。
消費期限だけでなく、食品表示も読んでパン自体の特性を知るようにしましょう。
食べられないときは早めに冷凍保存
安いときに多めに買ったり、消費期限が近いものを買うことがありますね。当日ないし翌日の朝食までに食べきれない分は冷凍保存することをおすすめします。
常温で保存するとカビや雑菌が繁殖し傷みますし、乾燥が進んで表面がかたくなり、食感が悪くなります。また、冷蔵保存もNG!庫内の温度ではパンに含まれるでんぷんがもつ水分が抜けてかたくなってしまうためです。
冷凍することで本来のおいしさをキープでき、保存期間が2週間程度まで伸ばすことができます。
冷凍保存で使っている100均アイテム
パンを冷凍保存する際、気をつけなければならないのはにおい移りや冷凍焼けです。
これらを防ぐために、食べやすいサイズに小分けにしてラップで空気が入らないようにぴたっと包みます。その上からアルミホイルで包んで冷凍すると良いですね。
パンの冷凍専用の袋を使うのもおすすめです。100均の「パンの冷凍保存袋」はアルミ製で酸素を通しづらく、においや乾燥からパンを守ってくれます。底にマチがあり、5〜6枚切りの食パンで4枚入る大きさ。口にはチャックが付いていて空気を抜きながら閉めて真空状態にできます。洗って繰り返し使えますが、ラップで包んで入れるとよりお手入れが簡単なのも魅力です。
商品名:パンの冷凍保存袋(2枚入り)
JANコード:4905687353554
価格:110円
サイズ:(約)幅25cm×高さ28.5cm×マチ12cm
冷凍にむかないパンがある
すべてのパンを冷凍できるわけではありません。中には冷凍保存することでかえって品質を損ねてしまうものもあるため、注意が必要です。
〇具に野菜を使った総菜パン:水分を多く含んでいる野菜が多く、冷凍すると細胞が壊れ風味を損なうため。
〇マヨネーズを使ったパン:水分と油が分離するため。
〇生クリームを使ったパン:解凍する際に溶けてしまうため。
パンの知識を得るのもおいしさのひとつ!
買ってきたら早く食べるのが一番おいしいですが、そうできないときのために保存の知識をもっておくとロスが減り楽しみが続きますよ。
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