ノルウェージャン航空は7月に6000の延滞便、170の欠航便を記録
ノルウェー・エアシャトル(ノルウェージャン)航空は、7月だけで6000の延滞便、170の欠航便を記録した。
「我々はもちろんこの結果を喜ばしいこととは思っていない。何がダメだったのか、これから反省予定」と同社の広報であるニエルセン氏は現地の産業紙DNに語る。一方で、「毎日600便以上が飛んでおり、ほとんどは予定通りに機能している」とも指摘する。
FlightStatsによるとノルウェージャンは7月に9986便飛び、そのうち27,72%がおよそ45,7分延滞した。タブロイド紙VGでは、フィンランドのフィンエアー(フィンランド航空)が欧州でもっとも時間通りに飛んだ会社とされている。
ノルウェージャンは昨年の夏にも機長不足などで欠航が目立った。トラブル発生時のカスタマーサービスの悪さも原因で、ノルウェーで厳しく報道される傾向にある。今年もその過ちを繰り返す形となった。
一方で、DN紙によると、破格の安さで知られる同社は、7月だけで昨年同月より15%上回る335万人に利用された。7月の数字としては新記録を更新。
Text: Asaki Abumi