Yahoo!ニュース

「もう少し内容をよくしないとチャンスが生まれない」竜王挑決第1局で敗れた永瀬拓矢王座(28)コメント

松本博文将棋ライター

永瀬拓矢王座「(先手で三間飛車を採用して)予定ではなかったんですけど(37手目)▲3九銀(左)あたりまでは一応、想定の一つというか、そういう感じにしてみようかなとは思ってはいたんですけど。よくなった局面はわからなかったですけど、ずっと難しいか、少しわるいかぐらいで、ちゃんとやればもう少し戦えたんじゃないかなとは思います。(藤井二冠との対戦は)チャンスができるかどうかがけっこう重要かなと思っていたんですけど、チャンスがなかったような気もするので、もう少し内容をよくしないとチャンスが生まれないのかな、というふうに感じます。(8月30日の第2局は)しばらく時間がありますのでせいいっぱい準備をして、いい内容の将棋が指せればと思います」

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

松本博文の最近の記事