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0円で手に入れたタイヤホイールで最強の焚き火台を作る【DIY】おうちキャンプには最適!

たびんちゅや節約キャンプ旅研究家

キャンプ場で使う焚き火台は軽量で持ち運びやすいものが最適です。

しかし、焚き火台を家で使うなら軽量でなくても構いません。重くても丈夫で耐久性がある方が良いと思います。

そこで、トラックに使われているスチール製のタイヤホイールを使って最強の焚き火台を作ってみました。

焚き火台の製作に使ったタイヤホイールは4トントラック用で、知り合いからタダで頂きました。

製作した焚き火台は、2011年から約12年間使っているので耐久性は実証済みです。

普段は焚き火台の上側だけに雨避けのビニールを被せて屋外放置しています。

この記事では、自動車のタイヤホイールを使った焚き火台の作り方を紹介していますのでご興味があればご覧ください。

必要なもの

焚き火台の製作材料は以下のものになります。

タイヤホイール
アンカーボルト M13×150mm:3本
角座金 40mm×40mm×4.5mm:6ヶ
ナット M13:3ヶ

タイヤホイール以外の材料はホームセンターで購入できます。

バラ売りをしているホームセンターならナットと座金は一個から購入できると思います。

焚き火台の脚としてる使うアンカーボルトは150ミリの長さが最適です。

あまり焚き火台の脚を長くしてしまうと人間の足元が寒くなりますからね。

作り方

まずはアンカーボルトにナットを取り付けて座金を通します。

そして、タイヤホイールのハブボルトの取付穴に外側からボルトを通します。

タイヤホイールにはハブボルトの取付穴が6か所ありますが、その内の3か所を使います。

そして、内側から座金→ナットの順番で取り付けます。

これで、3本のアンカーボルトが等間隔に取り付けられました。

アンカーボルトはL字になっているので、曲がっている部分を外側に向けておきます。

ナットはスパナかモンキーレンチでしっかりと締め付けておきます。

3本脚で安定感は抜群です。

あっという間にタイヤホイールが焚き火台に変身しました。

中敷き

焚き火台の形は完成しましたが、底面中央には大きな穴が空いています。

また、使っていない3か所のハブボルトの取付穴も空いています。

このままでは、火の粉が地面に落ちてしまいます。

そこで、中央の穴から灰が落ちても受け止められるように灰受け皿を取り付けます。

実はこれ、知り合いから頂いたアルミ製クッカーのフタなのです。

3本の脚の間にジャストフィット!

次に焚き火台の底面全体に敷くアイテムが必要になります。

まずは、百均で買ったザルを分解して底面に敷いてみました。

ステンレス製で丈夫そうに見えましたが、数回使用すると穴が空きました。

百均の焼き網はどうかというと。

こちらも同様に焚き火台の火力が強すぎてボロボロになりました。

現在はゴミ箱のフタを使っています。

円筒形のゴミ箱で、足で踏むとフタがパカっと開くヤツです。これも貰いものです。

ステンレス製なので、意外と耐久性があります。

底面からの空気の吸い込み力はありませんが、火力が強いので問題ありません。

燃焼風景

焚き火台のゴトクは太めの鉄筋で代用できると思います。

私は木製の電線ドラムを固定していたボルトを使っています。

長さが、この焚き火台にはピッタリでした。

12インチのダッチオーブンも楽々とゴトクにのせることが出来ます。

火力の上がった焚き火台の中に短い薪を放り込んでおけば、すぐに熾火になります。

その炭火を使えば、ダッチオーブンのフタの上から加熱するのも簡単です。

スチール製のタイヤホイールは極厚の鋼板素材なので蓄熱性に優れ、ハブボルトの穴から空気も供給されるので煙突効果が発生して良く燃えます。

そして何より耐久性があるのが最大の利点です。

最後に

タイヤホイールの中には薪がたくさん入ります。

あまり火力を上げ過ぎると、火を落とすのが大変なので、薪を追加投入するのは ほどほどに…

もし、自動車のタイヤホールが手に入ったら焚き火台を作ってみては、いかがでしょうか?

節約キャンプ旅研究家

お金を掛けずにキャンプや車中泊をしながら野宿旅を楽しむ方法や旅のトラブル対策などを紹介しています。 他にも自作のキャンプ道具やキャンプ・車中泊の裏技なども発信しています。

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