【衝撃】千葉県市原市で超話題の「いちはらワイルドポークラーメン」! イノシシ肉の美味しさに舌鼓!
最近、超ローカルでマニアックなプチご当地ラーメンを探すのが楽しい。今回は千葉県市原市の「いちはらワイルドポークラーメン」をご紹介する。
「いちはらワイルドポーク」とは?
千葉県市原市では、イノシシによる農作物被害が年々増加していて、深刻な事態に陥っている。そこで、2021年に市原市食品衛生協会と市原市料飲・調理師会が市原市と連携し、農作物の被害を食い止めるのと同時に、イノシシ料理を市原市の名物にするための活動を開始した。
その名も「いちはらワイルドポーク」。
イノシシ肉は、豚肉や牛肉に比べてカロリーが低く、赤身・脂身ともにヘルシー。きちんと処理されたものは臭みも少なく、とても食べやすい。
市原市食品衛生協会によると、カルニチンやアンセリンという機能性成分が豚肉の数倍多く含まれていて、運動能力の向上や疲労回復効果に近年注目が集まっているという。女性に嬉しいコラーゲンも豊富で、アンチエイジング食材としても期待できる。
「いちはらワイルドポーク」を使ったラーメンが人気!
市原市を中心に各地で「いちはらワイルドポーク」を使ったメニューが広がっていて、ラーメン店もいくつか参加している。
今回ご紹介するのは市原市犬成にある「ラーメン 桃々華」だ。茂原街道沿いにポツンとある大箱のラーメン店だ。
メニューがとても多いが、狙いはもちろん「いちはらワイルドポーク」を使った「ワイルドポーク炒めラーメン」。
このお店は炒め系の創作ラーメンが多い。その中でもイノシシを使ったラーメンはかなりレアだ。
具はイノシシ肉、ニンジン、ニンニクの芽、キクラゲ、白髪ネギ、糸唐辛子。麺は中太ストレート。
動物系の白湯スープに醤油ベースで、ワイルドポーク炒めの旨味がスープに溶け出してとても美味しい。
イノシシ肉は大きめで食べ応えバツグンだ。全く臭みはなく、分厚くて噛みごたえがあって美味しい。野菜もたくさん入っていて満足度も高い。
決して大味ではなく、しっかり美味しい一杯。
値段は930円(2023年3月時点)。美味しいイノシシ肉が1000円でお釣りが来るのも嬉しい。
市原の新たな名物、ぜひご堪能あれ。
ラーメン 桃々華
千葉県市原市犬成1054-4
※写真はすべて筆者による撮影
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