【倉敷市】絶景体験するならコレ!瀬戸大橋の真下をくぐる大迫力の船旅へ
市の南側が瀬戸内海に面している倉敷市。穏やかな海と多海美、瀬戸大橋がある景色は絶景と言えるでしょう。そんな瀬戸内海を眺めるだけではなく、「体験」として楽しめるクルージングへ行ってきました。
出発は児島観光港
瀬戸大橋観光船協会が運航する「瀬戸大橋周遊観光船コース」に乗りました。出発地点は児島観光港。JR児島駅の南口から徒歩約3分の場所にあります。
予約は不要(ただし団体の場合は要予約)。観光船のりばでチケットを買って船を待つだけです。
▼料金や出航予定時刻
観光船に乗り込みました。さぁ、約45分の船の旅に出発です。
おすすめは外の席
船内からでも、もちろん景色は見えますが、360度見渡せる外の席がおすすめ。
▼外の席
▼船内のようす
外の席は船の上に設置されています。遮るものは何もなし。景色を思いっきり堪能できます。
港を出発して、鷲羽山の方向へ。ボートレース児島も見えました。いつもは陸地側から眺めている、見慣れた海のはずなのに、海側から見ると別世界。倉敷市の新しい景色に出会いました。
本州と四国をつなぐ瀬戸大橋は1本の橋かと思いきや、10の橋で構成されているそうです。鷲羽山を通り過ぎると吊り橋の下津井大橋が現れました。
ルートは瀬戸大橋と平行に進みます。右手には見上げるほどの大きな橋、左手には小さな島々。右と左で景色がまったく違います。
漁船にも出会いました。勢いよく駆け抜けていきます。
櫃石島橋(ひついしじまばし)が見えてきました。下津井大橋と形状が違いますね。兜(かぶと)や神社の屋根をモチーフにしたそうですが、景観に配慮して、このような形になったそうです。
瀬戸大橋は道路と鉄道の併用橋としては世界最長なんだとか。そう、電車も走るんですよね。タイミングが良ければ見えますよ。
圧巻の景色を見逃さないで
瀬戸大橋が架かる島のなかで唯一、一般車両が降りられる与島(よしま)の手前まで船は進みます。与島に近づいたところで瀬戸大橋に接近。ぐんぐん橋が迫ってきます。
そのまま橋をくぐりました。橋の真下を通るなんて。船じゃないとできない体験ですよね。
カメラのシャッターを切ろうか、スマートフォンで動画を撮ろうか、目で見るか。忙しくなる瞬間です。うまく撮れなかった~と思っても大丈夫。もう一度橋をくぐります。
巨大な橋を海の上に建てるなんて、とんでもない労力が必要だっただろうな。圧巻の景色を見るとそう思わずにはいられません。
橋をくぐった後は、行きと同じルートをたどって港に戻りました。
感動体験をしませんか
数え切れないほど瀬戸大橋と児島の海を見てきた筆者でも、初めての景色に出会えたクルージングでした。観光客はもちろん、地元のかたでも楽しめるのではないでしょうか。
いつもと違う景色と迫力ある体験を味わいたいかたは瀬戸内海のクルージング旅に出かけてみませんか。