【行橋市】ロシアによるウクライナ侵略直前 ウクライナから思いを込めて行橋へ「フリーダ・カーロ」
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さて、今回はその行橋市にある行橋駅ロータリーに今年2月に設置されたメキシコの画家「フリーダ・カーロ」のブロンズ像をご紹介したいと思います。
今年2月に行橋駅東口のロータリーに現われたブロンズ像、ん?なんだ、この像は?と思った方も多いのではないでしょうか。私もその一人でした。さっそく調査してみましたのでご紹介したいと思います。
まずこのブロンズ像ですが、行橋市の主催する「ゆくはしビエンナーレ2023」の大賞受賞作品です。「ゆくはしビエンナーレ2023」とは2017に「かつての文化の輝きを今に」との思いから、国際公募彫刻展で、誰もがいつでも鑑賞できるように、ブロンズによる人物像を広く世界に呼びかけて募集していましていました。
そして、この行橋駅のロータリーにある人物は、メキシコの現代絵画を代表する画家の一人で民族芸術の第一人者、セルフポートレイトの先駆者、画家として様々な顔を持つ壮絶な人生を送った人物「フリーダ・カーロ」なのです。
見事2023年の大賞作品となったこちらのフリーダカーロはウクライナ東部ハルキウの大学教員コチュマルさんの作品です。波乱の生涯の中、愛と創造性を失わなかったというカーロにロシアから侵略を受けている母国を重ね合わせ、作品の題材に選んだそうです。
なお、この行橋ビエンナーレは2017年から2023年まで4回開催されており、過去の大賞作品は市内の公共空間に設置されています。
2017年大賞作品
「思考するヒポクラテス」 リブリオ行橋
2019年大賞作品
「卑弥呼」 コスメイト行橋
2021年大賞作品
「末松謙澄」 行橋駅構内
意識してみてなかったのですが、どの像も立派なブロンズ像となっています。
フリーダ・カーロ
住所:福岡県行橋市西宮市2-1(行橋駅東口)