【行橋市】創業53年目 時代を超えて生き残る昭和の喫茶店に画廊とシェフの二刀流がいた!
このところ急に寒くなってきましたね。
こんにちは。行橋市・京都郡・田川市・築上郡の美味しいお店や人気のスポットを紹介しているDan!です。
昭和時代には、2つの喫茶店ブームがあったのをご存じでしょうか。
ひとつは1960年代から1970年代にかけての「純喫茶ブーム」、もうひとつは戦後のコーヒー輸入自由化をきっかけに広まった「喫茶店ブーム」です。
今回はそんな喫茶店ブームに訪れた昭和にタイムスリップしたかのような純喫茶をご紹介したいと思います。
場所は行橋駅の東側飲食店が多くたち並ぶ一角にあります。
画廊喫茶マリー
赤いレンガの屋根が目印です。
今年で53年目を迎えるという、外観からもその歴史を感じる事が出来ます。
「喫茶店ブーム」は、1960年代から日本全国で年間8,000店が新しくオープンするなど、かつてないほどの喫茶店の増加を生み出したそうです。
喫茶マリーさんもその時代に誕生した、まさに正真正銘の昭和から生き残る喫茶店です。
「純喫茶ブーム」は、昭和初期から続くレトロな喫茶文化の再燃で、独特のインテリアや丁寧にいれたコーヒー、軽食やスイーツが魅力です
ちなみにインスタグラムの「#純喫茶」や「#昭和レトロ」などの投稿件数を調べてみたところ
#昭和レトロ 252万
#純喫茶 73.7万
と驚異的な数字になっています
店内の家具などもレトロな風合いでとても落ち着きます
メニューの表紙、最近はタブレットや券売機など、機械的で味気ないのでこれだけみてもなんだかほっとします
さて、今回いただいたのはやっぱりこれでしょう!
イタスパ(イタリアンスパゲティ)800円
特製のケチャップで炒めた昔懐かしのナポリタンです
アツアツの鉄板で提供されます
中央には生卵が
美味しそう!
もっちりスパゲッティに特製のケチャップがしっかり絡みます!甘くて美味しい!
そしてこちらは人気ナンバーワンの
ハンバーグステーキ(1100円)
ライスかパンを付けると1300円
手作りのハンバーグにイタスパ、目玉焼き、グリルしたオニオン、まさに王道のスタイルですね!
スプーンだけみても歴史を感じます
ピザやドリア、トーストなどの軽食も
もちろん美味しいコーヒーやデザートなども
オーナーでシェフの増田さん、実は画家さんとして活動されていて、日本三大美術展の一つ二科展(にかてん)で19歳の時に初入選し、それ以後10回入選するなど、その腕前は全国区なのです。
店内には増田さんの描いた絵画が飾られています。
午後3時ごろからはお店も落ち着くのでぜひゆっくりと絵を眺めながらコーヒーでも味わっていただきたいですねと奥様の幸子さん
増田さんの作品は購入も可能だそうです
純喫茶の魅力は、オーナーさんの情熱とこだわりが形となった空間にあります。店内のBGMや、手づくりのメニューの数々、そして店主さんやスタッフさんとのきさくな会話が、訪れる人々に特別な時間を提供してくれます。
昭和の懐かしい香りが漂う純喫茶で過ごすひとときは、世代を超えて愛される文化として、これからも人々の心を惹きつけていくのでしょうね。
時代を超えて蘇る昭和の喫茶店。ぜひ一度、その魅力を味わいに訪れてみてはいかがでしょうか?増田さんの作品がより一層お店の空間を演出していますよ。
あ、一つ注意点が!
近年の純喫茶ブームなどがあり、お店や増田さんの記事がさまざまな媒体で取り上げられ、ランチタイムは遠く県外や福岡市、北九州市などからお客さんが殺到しているので、時間に余裕をもって訪れるか、時間をずらした方が良いそうです。
どうしてもランチタイムに伺いたい方は事前に電話を入れておくとスムーズですよと奥様。
画廊喫茶マリー
【住所】 福岡県行橋市中央3-5-29
【電話】 0930-22-0784
【営業時間】 11:00~17:00
【定休日】 日曜日
【平均予算】 800円~1000円(現金のみ)
【テイクアウト】 可
【駐車場】 近隣の有料駐車場あり
【増田信彦 HP】https://www.masuda-gallery.com/
【関連記事】
【行橋市】昭和がそのまま残る老舗の定食屋さんは入店出来ればラッキー 知る人ぞ知る混雑店はお弁当も人気
【行橋市】働く人の味方 メニュー豊富な町の定食屋さんのボリュームに絶句!行列覚悟でも行く価値あり
【行橋市】老舗精肉店が手掛けるハンバーグが大人気の洋食屋さん 木曜日の日替わりランチが大人気!
【築上町】45年以上の歴史をもつ 地元に愛される昔ながらのお好み焼き店「みっちやん」
【行橋市】昼呑みもOKな本格居酒屋の コスパ最強ランチ 駅から徒歩1分「ぶんぶく茶屋」
【行橋市】地元に愛された食堂で人気の和風ちゃんぽん その60年の歴史に幕をおろすのか