大谷、ベッツ、フリーマンが記録した「初回の先頭打者から3者連続ホームラン」は史上何度目!?
8月31日、ロサンゼルス・ドジャースの3人、大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンは、1回表の試合開始から、続けてホームランを打った。
ドジャースの3者連続ホームランは、2022年4月13日のコディ・ベリンジャー(現シカゴ・カブス)、ギャビン・ラックス、オースティン・バーンズ以来だ。2人目のラックスと3人目のバーンズは、現在もドジャースにいる。8月31日の試合にも出場した。
大谷、ベッツ、フリーマンは、これまで、同じ試合で3人揃ってホームランを打ったことがなかった。この3人中2人がホームラン――あと1人はホームランなしかホームランなしか欠場――は、14試合を数える。
ちなみに、3者連続ホームランは、ドジャースの最長記録ではない。2006年9月18日に、4者連続ホームランを記録している。これは、ナ・リーグとア・リーグの最長タイ。打ったのは、1人目から順に、ジェフ・ケント、J.D.ドルー、ラッセル・マーティン、マーロン・アンダーソンだ。
ただ、初回の先頭打者から3者連続ホームランは、ドジャース史上初。ナ・リーグとア・リーグにおいては、見落としがなければ、史上9度目だ。
3度目と4度は、どちらも2人目がJ.J.ハーディだった。デビッド・ペラルタ(現サンディエゴ・パドレス)は、アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代に、5度目の1人目と6度目の3人目となった。
なお、1度目の1人目、マーベル・ウインは、1991年に阪神タイガースでプレーした。4度目の3人目と1人目、ニック・マーケイキスとライアン・フレアティは、後に義兄弟となった。それぞれの妻が姉妹だ。
日本プロ野球における、初回の先頭打者から3者連続ホームランについては、こちらで書いた。