オートバイのあれこれ『セクシーだと思うバイク選手権』
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/rotti/article/01672587/title-1708268805520.jpeg?exp=10800)
全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。
今朝は『セクシーだと思うバイク選手権』をテーマにお話ししようと思います。
バイク好きの殿方の皆様、レディとオートバイはなるべくセクシーなほうがイイですよね。
というわけで、今回は私が思うセクシーなバイクを紹介したいと思います!
◆DUCATI 916
![▲スーパーバイク・916(1994/画像引用元:ドゥカティジャパン)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/rotti/article/01672587/image-1708268819115.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
セクシー選手権2回目の今回は、ドゥカティの『916』をノミネートさせていただきました!
「セクシーなバイク」といえば、やはりイタ車は外せないのではないでしょうか。
個人的にも、ドゥカティやMVアグスタが作るオートバイはひじょうに美しいデザインだと感じます。
今回取り上げた916は、1994年のデビュー直後から「世界で最も美しいバイク」と称され、そのスタイリングの秀逸さで名をあげたバイクです。
ドゥカティ伝統のLツイン(L型2気筒)エンジンだからこそできるスリムなシルエット、仰々しさの無いトレリス(トラス)フレーム、そしてセンターアップマフラー。
916が放つ格別の色気は、日本車では到底感じられないものでしょう。
登場してから今年で早30年が経つ916ですが、今見てもその新鮮さは損なわれていないように思います。
![▲さすがのイタリアンデザイン(画像引用元:ドゥカティジャパン)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/rotti/article/01672587/image-1708268998300.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
少しだけ916について解説しておくと、916はドゥカティがWSBK(スーパーバイク世界選手権)の王座奪還を懸けて開発したモデルで、片持ち式スイングアームなど新たな試みが多数投入されていました。
前モデルにあたる『851』が90年から92年の3シーズン連続でWSBK王者に輝いたのですが、93年にカワサキがチャンピオンを獲ったことにより、ドゥカティの闘争心に火がついてこの916を生み出したというわけです。
そして、851から大幅に進化していた916はドゥカティの目論見どおりデビューイヤーのWSBKでワールドチャンピオンを獲得し、ミッションだった王座奪還を見事に成し遂げたのでした。
その後、95年・96年・98年・99年にも916(996)がチャンピオンマシンとなり、916はデザインのみならず性能面でも高い評価を得ることになります。
916はまさしく「才色兼備のオートバイ」だったといえるでしょう。
![▲レースでも大活躍!(画像引用元:ドゥカティジャパン)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/rotti/article/01672587/image-1708269220769.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)