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オートバイのあれこれ『セクシーだと思うバイク選手権』

Rotti.モトエンスー(moto enthusiast)

全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。

今朝は『セクシーだと思うバイク選手権』をテーマにお話ししようと思います。

バイク好きの殿方の皆様、レディとオートバイはなるべくセクシーなほうがイイですよね。

というわけで、今回は私が思うセクシーなバイクを紹介したいと思います!

◆DUCATI 916

▲スーパーバイク・916(1994/画像引用元:ドゥカティジャパン)
▲スーパーバイク・916(1994/画像引用元:ドゥカティジャパン)

セクシー選手権2回目の今回は、ドゥカティの『916』をノミネートさせていただきました!

「セクシーなバイク」といえば、やはりイタ車は外せないのではないでしょうか。

個人的にも、ドゥカティやMVアグスタが作るオートバイはひじょうに美しいデザインだと感じます。

今回取り上げた916は、1994年のデビュー直後から「世界で最も美しいバイク」と称され、そのスタイリングの秀逸さで名をあげたバイクです。

ドゥカティ伝統のLツイン(L型2気筒)エンジンだからこそできるスリムなシルエット、仰々しさの無いトレリス(トラス)フレーム、そしてセンターアップマフラー。

916が放つ格別の色気は、日本車では到底感じられないものでしょう。

登場してから今年で早30年が経つ916ですが、今見てもその新鮮さは損なわれていないように思います。

▲さすがのイタリアンデザイン(画像引用元:ドゥカティジャパン)
▲さすがのイタリアンデザイン(画像引用元:ドゥカティジャパン)

少しだけ916について解説しておくと、916はドゥカティがWSBK(スーパーバイク世界選手権)の王座奪還を懸けて開発したモデルで、片持ち式スイングアームなど新たな試みが多数投入されていました。

前モデルにあたる『851』が90年から92年の3シーズン連続でWSBK王者に輝いたのですが、93年にカワサキがチャンピオンを獲ったことにより、ドゥカティの闘争心に火がついてこの916を生み出したというわけです。

そして、851から大幅に進化していた916はドゥカティの目論見どおりデビューイヤーのWSBKでワールドチャンピオンを獲得し、ミッションだった王座奪還を見事に成し遂げたのでした。

その後、95年・96年・98年・99年にも916(996)がチャンピオンマシンとなり、916はデザインのみならず性能面でも高い評価を得ることになります。

916はまさしく「才色兼備のオートバイ」だったといえるでしょう。

▲レースでも大活躍!(画像引用元:ドゥカティジャパン)
▲レースでも大活躍!(画像引用元:ドゥカティジャパン)

モトエンスー(moto enthusiast)

バイクを楽しむライター。バイク歴15年で乗り継いだ愛車は10台以上。ツーリング/モータースポーツ、オンロード/オフロード、最新バイク/絶版バイク問わず、バイクにまつわることは全部好き。

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