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【大分市】これぞ本当のタコライス!沖縄県民も納得の「我ったぁ島ぬ弁当や」

ハシモトモエコフリーライター(大分市)

こんにちは。「いいもの」探しが趣味のフリーライター、ハシモトモエコです。

突然ですが皆さん、沖縄は好きですか?なんと大分に本格的な沖縄料理が楽しめる移動販売店があるんです!

コロナ禍によりホームシックになりかけている沖縄出身の筆者。「我ったぁ島ぬ弁当や(わったぁしまぬべんとうや)」さんが大分市で営業しているとの情報を得て、飛んでいきました。

街中に現れる沖縄

「我ったぁ島ぬ弁当や」さんは大分市や別府市を中心に営業していて 、Instagramでスケジュールを確認することができます。取材当日はTSUTAYA光吉店にて営業していました。

軒先には「めんそーれ(ようこそ)」と書かれたのぼり!テーブルに紅型のクロスがひかれていたり、三線が置かれていたりといたるところに沖縄を感じて、筆者はすでにちむどんどん(ワクワクドキドキ)!

ちなみに店名である「我ったぁ島ぬ弁当や」は「私たちの島の弁当屋」という意味。故郷の味を多くの人に楽しんでもらいたい!という意味がこめられているんだそうです。

メニューには10食限定の「ラフテー丼」や「沖縄そば」が並んでいます。沖縄出身同士ということでお店の方と盛り上がりつつ、看板メニューだという「ラフテー丼(税込800円)」と「タコライス(税込800円)」、「サーターアンダギー(税込250円)」を注文しました。

「うちなーんちゅ(沖縄県民)ならタコライスは絶対気に入ってもらえると思いますよ。」とお店の方。ケチャップなどは入れず、スパイスを使用してこだわりぬいたというタコライスに、期待が高まります!

筆者の後にも数人の方が並んでおり、すでに評判のお店のようです。

スパイスによって引き出された旨味とコク

さっそく帰ってお弁当を開けてみます。タコライスの野菜は熱が通らないよう別容器に入っていました。

野菜を添えている間にもタコライスのスパイシーな香りが漂っています。写真撮影もそこそこに、いただきまーす!

食べた瞬間、挽肉の旨味と深いコクが広がって、思わず「これこれ~!」と唸る筆者。上に乗ったブレンドチーズが食べている間に熱で溶けてくるので、挽肉のスパイスと相まってさらにご飯が進む進む。ピリ辛のソースが後味をさっぱりとさせてくれます。

沖縄には至る所にタコライスを販売しているお店がありますが、まさか大分でこの味に出会えるとは…どんぶりいっぱいに食べたいほど、筆者にとっては懐かしの味です。

とろとろ食感の濃い味お肉

そして看板商品の「ラフテー丼」!こちらも蓋を開けた途端タレの甘辛い良い匂い。 「ラフテー」とは、沖縄で古くから親しまれている豚の角煮のこと。お祝い事や法事など、さまざまな場面で食卓にあがる料理です。

お弁当の三枚肉は分厚いですが、箸で持ち上げようとしても柔らかすぎて切れちゃいます。どんだけ煮込んでるんだろう…。

口に入れるととろとろ溶けるようなお肉。なのに味はしっかり濃いめなので、これまたご飯に合うー!添えられた煮卵も半熟具合が絶妙です。

サーターアンダギーは食後のデザートにも

一緒に購入していた「サーターアンダギー」。沖縄で愛されている揚げ菓子で、砂糖てんぷらとも言います。我が家でもよく作るんですが、丸く綺麗に揚げるのが難しいんですよね。

「我ったぁ島ぬ弁当や」さんのサーターアンダギーは小さな一口サイズ。丸くころんと可愛らしい見た目です。サクサクとした食感で、デザートやおやつにちょうどいい味と量だと思います。

大分で沖縄気分を味わえる

コロナ禍でなかなか旅行も難しいですが、大分に居ながら沖縄気分を満喫できるお弁当屋さんでした。メニューに載っていない沖縄料理も時々登場しているようなので、Instagramを要チェックです。

本格的な沖縄料理、ぜひ一度味わってみてくださいね!

■店舗情報
「我ったぁ島ぬ弁当や」
営業場所 大分市内や別府市内など(Instagramにて確認)
営業時間 11:30‐13:00(売切れ次第終了)
営業日 不定期(Instagramにて確認)
Instagram

フリーライター(大分市)

沖縄出身、大分在住のフリーライター。おいしいものや、想いのこもった「いいもの」を探すのが好き。 Instagramでも大分市外のグルメや日々のことを記録中。

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