サウナに入った日は快眠が期待できる3つの理由と、質の良い睡眠に理想のサウナのタイミングを紹介
サウナには入浴中のととのい体験のほかに、疲労回復、美肌、自律神経の改善などさまざまなメリットがあるといわれています。さらに睡眠とも関りがあるというようです。
・サウナと睡眠の関係
サウナに入ったあとは質の良い睡眠がとれたと感じたことはありませんか?これは科学的にも報告されており、「サウナ入浴後はノンレム睡眠の時間が増える」といわれています。ノンレム睡眠とは深い睡眠状態も含まれる睡眠状態です。このノンレム睡眠によって私たちの体では、脳の休息や免疫力の回復が期待でき、また美肌やアンチエイジングとも関りが深いといわれています。
サウナで睡眠の質が上がる理由
❶幸せホルモン「セロトニン」でリラックス
サウナと水風呂へ交互に入ることで、体内でセロトニンという物質が分泌されるといわれています。セロトニンは感情のコントロールや精神を安定させる役割を持ち、さらに睡眠ホルモンの材料にもなるため、リラックスできて自然な眠気や質の良い睡眠が期待できます。
❷入浴後の体温下降で、自然な眠気
人間の体温は、1日を通して変化しています。日中高くなり、夜眠る前には低くなることで自然な眠気と質の良い睡眠が期待できます。サウナによって一時的に体温が上がるとその後は反動で下がるため、サウナ後の体温降下により質の良い睡眠が得られやすくなります。体温変化による快眠を期待する場合の理想的なサウナのタイミングは、寝る約2時間前です。
❸爽快感と、適度な疲労感
サウナによる血行促進や発汗、心拍数上昇によって、心臓や血管へ軽い運動と同じ程度の負荷がかかるといわれています。これは運動と一部同じような効果が期待できます。
体を動かす運動をせずとも適度な疲労感が得られ、自然な眠気が得られやすくなるでしょう。
さいごに
サウナは体も心もととのい、快眠をはじめたくさんのメリットが得られます。ただし、高血圧や心臓病など持病のある方は場合によっては体に負担がかかりすぎるためおすすめできませんし、通い慣れている方でも水分補給を怠ったり、過度な高温で長時間過ごしたりしていてはとても危険です。サウナは自分に合った正しい方法で楽しむようにしましょう。