忘年会や新年会シーズンには要注意、起床後も辛い二日酔いを防ぐポイント3選
年末年始は、忘年会や新年会、家飲みなどでお酒を飲む機会が増えるのではないでしょうか。お酒を楽しむことは大切ですが、寝て起きてもツライ二日酔いには注意が必要です。
・二日酔いの主な症状とは
頭痛、吐き気、動悸、胃痛、胃もたれ、胸やけなどの症状が二日酔いの代表的な症状です。
飲酒によるアルコールは体へ吸収され、肝臓で分解されることで代謝されますが、翌朝まで代謝されきれずに体内で残っていると「二日酔い」症状を引き起こしやすくなります。
飲酒量が多いと睡眠の質は低下しますし、さらに翌朝の二日酔い症状まであると身体にはかなりのダメージです。二日酔いにならないようにお酒を楽しみましょう。
・二日酔いを防ぐコツ3選
❶空腹で飲まない
「空腹でお酒を飲むと酔いやすい」という経験がある方は多いのではないでしょうか?空腹時にお酒を飲んでしまうと酔いが早くなる他、飲むペースも速くなり量も増えがちです。
さらに空腹へのアルコールは胃への負担にもなり、これが翌朝の胃痛や胃の不快感につながる可能性もあります。
二日酔いの一番の原因は飲みすぎです。飲みすぎや胃への負担を抑えるためにも、空きっ腹へのお酒は控えましょう。
❷アルコール以外の水分補給を
アルコールは利尿作用を持つことから、体は脱水しやすくなっています。この脱水症状も翌朝の不快感に影響を及ぼします。飲酒時はアルコール以外の水分補給が必要です。
アルコール濃度の濃いお酒はチェイサーと共に飲んだり、水割りや炭酸割りで濃度を薄めたりするなど、工夫しながらお酒を楽しみましょう。
複数の種類のお酒を飲む「ちゃんぽん」は、酔いやすいというイメージがあるかもしれませんが、これはあらゆる種類のお酒を飲むことで飲んだ量がわからなくなり、結果的に飲みすぎてしまい酔いや二日酔いに繋がりやすいと考えられています。
❸食事を工夫
体内のアルコールを代謝させるには、ビタミンB群、ビタミンC、亜鉛、タウリンなどが必要です。お酒ばかり飲んでいてはこれらの栄養素などが不足し、代謝鈍くなりがちです。お酒を飲むときは食事も一緒に摂り、アルコールがスムーズに代謝されるようにしておきましょう。
おつまみの定番の「枝豆」にはビタミンB群や、肝臓の働きを助けるオルニチンなどが含まれているのでおすすめです。そのほかに、豆腐や納豆、アサリやシジミなど魚介類、野菜や果物などもアルコール代謝に関わる栄養素が含まれています。飲酒時の食事、おつまみは体を守るためにも大切です。
さいごに
二日酔いの一番の原因は「飲みすぎ」です。お酒を楽しむことは大切ですが、二日酔いになるほどの量を飲むことは控えましょう。
お酒を飲む機会が多いこの時期は特に、アルコールは自分の適量内に抑え、質の良い睡眠、翌朝の良い目覚めを得られるようにコントロールしましょう。