【多肉植物】置き場所同じなのに、紅葉に違いがでるのはなぜ?2つの要素をご紹介
こんにちわ♪taniku-dayのchikaです。
11月に入りようやく秋らしい陽気になりましたね。
多肉植物好きの方は秋を心待ちにしていたのではないでしょうか?
私もその一人です。寒さが厳しくなる頃に多肉植物が魅せてくれる色とりどりの紅葉を心待ちに、酷暑を乗り越え大切に育ててきました。
例年よりも1か月遅れで少しずつ紅葉の顔に変化して、これからタニパト(庭やベランダの多肉植物をみてまわる事)の時間が増えそうです。
みなさんの多肉植物達はどうでしょうか?
それぞれ環境が違うので成長・紅葉に差はあると思いますが、同じ場所に置いているのに紅葉が始まった苗とまだ夏色の緑色の苗と混在している方もいるんではないでしょうか?
『うちの苗は紅葉しないのかしら?』そんな不安をお持ちの方は最後まで読み進めていただきたいと思います。
多肉植物、同じ場所でも紅葉に差がある理由
我が家にも紅葉した苗とそうでない苗、たくさんあります。その差が生まれるのは2つの要因があります。
お迎えしてどのくらい経ちますか?
まず1つ目に、苗が育った年数の違いです。
栄養や水分を多く含み成長中の多肉植物は葉緑体の活動も活発なため、緑色が濃くなります。
若い苗は成長途中、人間でいう成長期にあたる頃です。ケガしても治りが早いし、日焼けしても回復早いし、新陳代謝が活発ですよね。
若い苗も同じように考えてもらうとわかりやすいかと思います。
紅葉が一番深くなる2月~3月であっても、熟成苗は深い色や蛍光色に近い紅葉をみせる一方、若い苗は紅葉が浅めで緑色の葉もチラホラ残っています。
根鉢になっていますか?
2つ目に適度なストレスを感じる環境になっているでしょうか?
多肉植物が紅葉する条件は
- 肥料切れ
- 十分な太陽光
- 水切れ
- 根がまわりきっている
- 寒暖差が10度以上の日が続く
この5つの条件が揃うとさらに深まります。
同じ環境で育てているのであれば、肥料・太陽光・水、気温はどの苗もそこまで変わらないと思うので、違いがでるとすれば根っこにあります。
鉢の中に根が伸びるスペースがある時は、根が成長するため上部の苗も同じく成長します。
ところが、根がまわりきって根鉢状態の苗は、根の成長が止まり栄養や水分も吸収しづらくなるため、適度なストレスを感じ紅葉が深まります。
最低気温が10度を下回るまでは成長期なので、それまでに根っこをしっかり育て、寒さが厳しくなる頃にようやく紅葉がはじまるようになります。
根鉢にならなかったとしても、寒さが厳しければ紅葉しますので安心してくださいね。
さいごに
今日は紅葉の違いについてお話ししました。
我が家も若い苗はすごくきれいな緑色をしています。紅葉するのかな~って心配するくらいです(笑)
紅葉が浅い苗は、来年の紅葉を期待できる楽しみがまっています。写真に残して紅葉の差を感じるのも楽しいですよね。
色んな楽しみ方のある多肉植物、これからもみなさんがハッピーな多肉ライフを送れる情報発信していきますね。
さいごまでご覧いただきありがとうございました。