【大阪・梅田】ルクアイーレの行列店「bills 大阪」の秋冬新作メニューを実食♪
こんにちは、十三在住のアラフィフライターです。
今回紹介するのは、オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills(ビルズ)」。
ニューヨークタイムズ紙が“世界一の卵料理”と称した、ふわとろスクランブルエッグのモーニングやリコッタパンケーキが有名ですよね。現在ではシドニー、日本、ロンドン、韓国に展開し、日本国内には計8店舗。大阪はルクアイーレ7階に「bills 大阪」があります。
billsは、年に2回のメニューチェンジを通して、常に新しいコンフォートフードとライフスタイルを提案しているそうで、先日10/25(水)からスタートした『AUTUMN /WINTER 2023 MENU』の試食会に参加したので、いただいたメニューをしっかりお伝えします。
今年の秋冬新作メニューのテーマは、『世界のスパイス料理』。秋冬らしい鮮やかな食材と、各国の食卓で親しまれるスパイスやハーブを組み合わせた、billsならではの多国籍なメニューが20種以上登場します。
”健康志向”の観点からも、味を変えるだけではなく、食欲増進、消化促進などさまざまな効果が期待されるスパイスは、女性ならだれしも気になる食材では?
まずウエルカムドリンクとして出していただいたのがハニー&サフランソーダ(¥900:提供時間ALL DAY)。
アンチエンジングや美容効果があるとわれているサフランを抽出した家製シロップとはちみつをソーダで割ったドリンクです。
サフランといえば、パエリアやブイヤベースの香りづけ、サフランライスの色づけに使われる、鮮やかな黄色が特徴のスパイスですが、ドリンクとして飲む機会ってあまりないですよね。サフランは薬草っぽい、ほんのりした苦味がありましたが、はちみつと合わせることでマイルドになり、飲みやすいさわやかな味わいでした。
1皿目のお料理はクルディテ - フレッシュベジタブル、クルミと味噌のディップ(¥1,550:提供時間LUNCH/DINNER)。
南フランスに伝わる伝統的なソース「アンショイヤード」からインスピレーションを得たらしく、通常、アンチョビやオリーブオイル、にんにくなどをすりつぶして作る「アンショイヤード」を、billsではくるみと味噌を使うことでヴィーガンにアレンジ。
クルミ×味噌の組み合わせがおいしいなんて、新鮮な発見でした。旨みある味噌に香ばしいクルミが一体化したソースがあれば、お野菜がいくらでも食べられそうでした。
続いていただいたのがローストチキンサラダ - レタス、インゲン、 セロリ、クルトン、グリーンゴッデスドレッシング(¥2,200:提供時間LUNCH/DINNER)。
レタスをベースに、セロリの葉やチャービル、ディルといったなど、香り高いハーブがたっぷり。味付けは「グリーン・ゴッデス・ドレッシング」。TikTokきっかけに世界中でブームとなっているシーズニングらしい。調べてみると、バジルやホウレン草にレモンやナッツを加えてペースト状にしたドレッシングだそうです。
ナッツが香るクリーミーなドレッシングは確かにとってもおいしかったです。
次は再びドリンク。ヴィーガン メープル&カルダモン シェイク(¥1,200:提供時間ALL DAY)です。
スパイスの女王と言われている「カルダモン」をアクセントに、ココナッツクリーム、オーツミルク、メープルシロップをベースにしたヴィーガンドリンクです。一般的なシェイクには大抵使われているミルクは使われていないのに、もったりまろやかな甘さ。デザート感覚でいただけそうです。
ごはんものは家製XO醬ときのこのフライドライス - 花椒、大根、生姜、ポーチドエッグ (¥2,300:提供時間BREAKFAST/LUNCH)。
干しエビや貝柱などの魚介を使用する香港発祥の調味料「XOソース」。billsでは、魚介の代わりにシイタケやサンドライトマト、エシャロットなどを使した自家製「XOソース」を加え、ベジタリアンのでも楽しめるようなうまみを演出したそうです。
フライドライスの具材には4種類のキノコを細かく切り、仕上げにポンズドレッシングでライトな後口に。花山椒も爽やかに香り、和食とアジア料理が融合した、おしゃれなチャーハンといった感じ。クセになるおいしさでした。ポーチドエッグの黄身とライスを絡めて食べてみてくださいね。
メイン料理は真鯛、ムール、アサリの蒸し焼き-グリーンソース、ズッキーニ(¥2,900:提供時間DINNER)。
海のうまみがギュッと凝縮された真鯛、ムール、アサリの蒸し焼きに、パセリやバジルを贅沢に使したbillsオリジナルのグリーンソースを絡めた一皿。
真鯛、貝類ともに味も焼き加減もよく、素材そのものの味でもかなり贅沢感が得られますが、すっきりしたグリーンソースを合わせることで、さらにおいしくなっていました。日本酒やワインとの相性もいいそうですよ。
食後にいただいたデザートはベイクドチーズケーキ - ヘーゼルナッツとそば粉のクランブル、ブルーベリーコンポート(¥1,400:提供時間LUNCH/DINNER)。
クリームチーズをたっぷりと使ったチーズケーキには、レモン汁を加えて酸味をプラス。サクサクとしたビスケット地にはそば粉を使用しているので、そば特有の香ばしさを感じます。サイドにはハイビスカスとブルーベリーのコンポートが添えられてみるので、見た目も華やか。グルテンフリーなので食べ心地が軽く、食後にぴったりのスイーツです。
ちなみにこの記事に回掲載している写真は、試食会用のミニポーションなので、参考程度に!
billsの代表、ビル・グレンジャーは世界中を旅するレストランター。常にさまざまな国の化を取りれ、メニューを通して最新のトレンドを発信しているという意味でも「bills」の新作メニューは毎度目が離せません。
試食会ではいただいていませんが、私が個人的に気になっているのは、bills High Tea Set(¥7,400 ※bills大阪の価格)。人気のハイティーセットも、ウィンターバージョンにアップデートしています。
セイボリーには、ハーブをアクセントに仕上げたサーモンタルタルをトッピングした「ライトースト - サーモンのタルタル」や、「ローストキャロット - クリスピーシード、ラブナ」のスモールバイツを用意。スイーツには爽やかで上品な香りが口に広がるカルダモンを使用したカルダモンカヌレなど、こちらもスパイスの魅力を再発見できるラインナップです。
スパイスを使って秋冬の材を引き立たせた「bills」の新作メニュー。“bills流”の温もり溢れる世界の家庭料理を、ぜひルクアイーレ7階の「bills大阪」味わってみてくださいね。
★bills 大阪(ビルズ おおさか)
住所/大阪市北区梅田3-1-3 LUCUA 1100 7階
営業時間/8:30~22:00(フードLO21:00、ドリンクLO21:30)
定休日/不定休
お店のInstagram/https://www.instagram.com/billsjapan/