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【神戸市】テーマは変なキノコ!日本で唯一の御影高キノコ部と共催「第9回六甲山のキノコ展」森林植物園で

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

2024年9月8日(日)~ 12月20日(金)の期間、「神戸市立森林植物園」で「第9回六甲山のキノコ展」が開催されています。キノコが好きな人、キノコマニアにとってはたまらない企画は今回で9回目。六甲山地や植物園園内で見られる多種多様なキノコ(標本)約200種が一堂に集められています。

開催場所は、森林展示館2階。

1階には、ジャイアントセコイア(セコイアオスギ)の輪切りや、森林といきもののつながりをジオラマにした「森林生態系-いきもののつながり-」、森の学習室、図書コーナーなどがあります。

1階については、2023年4月15日のリニューアル時に、こちらの記事でご紹介させていただきましたので、詳細は記事を。

「第9回六甲山のキノコ展」は2階の展示コーナーで開催。

このキノコ展は、兵庫県立御影高等学校環境科学部(通称キノコ部)と神戸市立森林植物園との共催。キノコ部は、2008年に創部された日本で唯一のキノコに特化した高校の部活動団体。今までの継続した活動が評価され、環境大臣や兵庫県知事から表彰されたこともあるそうです。

毎回好評で今年9回目を迎えた「第9回六甲山のキノコ展」。今年は「変なキノコ」に焦点を当てた企画になっています。

11月23日(水・祝)には、御影高校キノコ部による展示解説会も行われます。

展示してあるキノコ一覧はこちらのPDFを。なんと200種も!

写真パネルではキノコの変な生態を解説。

変なキノコの標本も多数。なかなか興味深いですね。

記事冒頭のキノコは毒キノコの「ヘビキノコモドキ」。標本には「毒」「可食」「不食」などと書かれていて、食べられるのかどうかがわかります。

これは、「美味」の「タマゴダケ」。名前からして美味しそうですよね。フランス料理、イタリア料理では高級茸として料理によく使われているそう。

山伏の着物についている「フサ」に似ていることからこの名が付いた「ヤマブシタケ」。免疫力を高める効果が高いことからサプリメントとしても販売されていますね。

他にも珍しい変なキノコがいっぱい。

神戸の市街地よりも一足早く秋が訪れる「神戸市立森林植物園」では、毎年恒例の「~世界の森の紅葉めぐり~ 森のもみじ散策」「森のもみじ森林ガイドツアー」が2024年10月26日 ~ 2024年12月8日に行われます。

11/3(日)~12/8(日)には「紅葉のライトアップ」が一部エリアで土日祝のみ実施。

「神戸市立森林植物園」を訪れたら、紅葉と共にぜひ「第9回六甲山のキノコ展」へもお立ち寄りくださいね。

以下の写真は2024年10月14日現在の状況です。

10月18日「森からのたより」によると、長谷池へ向かう途中のマルバノキの紅葉が見頃だそうですよ。

神戸市立森林植物園の紅葉とアクセスについては、昨年の記事もご参考に。

11/3からライトアップ開始「神戸市立森林植物園」新しくなった森林展示館も必見!

無料送迎バスについての記事

基本情報

イベント名:第9回六甲山のキノコ展

開催場所:神戸市立森林植物園 森林展示館2階

開催日:2024年9月8日(日)~ 12月20日(金)

神戸市立森林植物園(イベント詳細、アクセス、利用案内等)

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WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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