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<初公開>強み・弱みが一発でわかる!驚きの成長を実現させる2つのポイント【5900字】

横山信弘経営コラムニスト
(ChatGPT DALL-E 3 にて著者作成)

■一目置かれて本領発揮せよ!

これも、マネジャーからよくある質問だ。

「部下の強みを伸ばしたほうがいいのか。それとも弱みを克服したほうがいいのか。悩んでいます」

強みを伸ばしたほうがいいのか?

弱みを克服したほうがいいのか?

この選択は、もちろん「人それぞれ」「ケースバイケース」だ。だからこそマネジャーは悩むのだが。

もし部下がまだ若いなら、

・一目を置かれる

・本領を発揮する

この2つのポイントを意識させるべきである。そのための気を付けるべき点を3つ紹介しよう。

(1)強みを伸ばすことを優先する(美点凝視)

(2)弱みの定義を正しくする

(3)欠落的欠点は軽視しない

それでは、最も重要な「強みを伸ばす」ことから解説していく。部下育成について、自分の今後のキャリアについて悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでいただきたい。

「強み」と「弱み」という、つかみどころのない曖昧なこの言葉を、多角的な視点で捉えて解説した。

<目次>

■一目置かれて本領発揮せよ!

■職場で活かされない限り「強み」とは呼ばない

■「強み」を満たす2つの条件

■強み発見力をアップさせる「美点凝視」3つのポイント

(1)アクノリッジメント

(2)アクティブリスニング

(3)フィードバック

■本人も周りも知らない「強み」を知る方法

■部下の「未知の窓」を開くのが上司の役割

■「さすが」の数を集めろ!

■そもそも「弱み」とは何か?

■無視してはならない「欠落的欠点」

■職場で活かされない限り「強み」とは呼ばない

部下を成長させるためには、強み(長所)を伸ばしたほうがいいのか、弱み(短所)を克服させたほうがいいのか悩んだ場合、基本は「強みを伸ばす」を選ぼう。

理由は簡単だ。

弱みを克服するよりも、強みを伸ばすほうが早いからだ。早く結果が出たほうが部下も自信がつく。

ところが「強み」を伸ばそうとマネジャーが考えても、なかなかうまくいかないケースが多い。理由は、

「部下の強みがよくわからない」

と言うマネジャーがとても多いからだ。なぜ部下の強みを理解できないか? その理由は強みの定義を正しく理解できていないからだ。

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経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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