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人間関係を良くする【視点移動】の極意  ~誰も教えてくれない複数の「視点」を手に入れよう!

横山信弘経営コラムニスト
(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート)

■人間関係に大きく影響を及ぼす「脳のワーキングメモリ」

相手の立場に立って考えられない人は、脳のワーキングメモリが鍛えられていない。むしろ弱っている、と断言できる。そして、そのことによって組織の中でもうまくいかないし、もちろん家庭の中でも苦労することになる。

なぜそうなってしまうのか?

自分では、まったく心当たりがないだろう。どのように考えても、自分に非があるとは思えないのだ。

努力しているつもりでも、知らず知らずのうちに人間関係を悪化させてしまう人。なぜか周りに誤解されてしまう人。組織の中で空回りが多い人は、ぜひ今回の記事を読んでもらいたい。

その原因が脳のワーキングメモリにあることが、よくわかるだろう。

そして、脳のワーキングメモリが弱っていることで、【視点】を自在に操ることができないこと。不要な努力に明け暮れていた自分を発見するはずである。

結論としては、「一人称単数現在形」で物事を考えないことだ。「一人称」&「単数」&「現在形」という視点で脳の処理をしている限り、人の気持ちがわかるような人間にはなれない。

それでは、どのようにすればいいのか?

それを詳しく解説していこう。最後まで読めば、今回は必ず大きな気付きがあるはずである。

■ほとんどの中間管理職がやってしまうこの発言!

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経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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