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#日本のモヤモヤ】オーサーから見た、日本が抱える課題とは?

写真:アフロ

Yahoo!ニュース 個人は、「発見と言論が社会の課題を解決する」「文化の発展に寄与する」という世界観を掲げてスタートし、2022年9月に10周年を迎えました。

#日本のモヤモヤ」は、オーサーのみなさんがYahoo!ニュース 個人で執筆している分野から、「今の日本の課題」を発信する企画です。社会の課題をすくい上げてきたオーサーの視点から、読者とともに考えたいテーマを掘り起こします。

「オーサーアワード2022」受賞者の小児科専門医・坂本昌彦さん、「10周年オーサースピリット大賞」受賞者のライター・小川たまかさんに、それぞれの専門分野から発信いただきました。

「いいね」の多さが正しさとは限らない 感情で子どもの医療情報を判断する怖さとは? #日本のモヤモヤ(坂本昌彦)

どのようにすれば保護者は正確な情報を見分けることができるのでしょうか。ここでは3つのポイントを紹介します。それは取り立てて特別なことではありませんし、多くの人がすでに述べていることです。

①NGワードを知る

②発信者は誰かを意識する

③何を根拠に言っているのか知る、です。

出典:「いいね」の多さが正しさとは限らない 感情で子どもの医療情報を判断する怖さとは? #日本のモヤモヤ(2月22日、坂本昌彦)

「嫌よ嫌よも好きのうち」ではない 強制性交罪が「不同意性交罪」に変わる意味 #日本のモヤモヤ(小川たまか)

 ほんの数年前まで、日本の性交同意年齢が13歳ということを知らなかった人の方が多いだろうし、今でもそうかもしれない。年齢差要件については少しややこしい議論かもしれないが、この課題を多くの人と考えていくことが必要だ。

出典:「嫌よ嫌よも好きのうち」ではない 強制性交罪が「不同意性交罪」に変わる意味 #日本のモヤモヤ(3月8日、小川たまか)

また、2022年の年末には、歴代のYahoo!ニュース 個人「オーサーアワード」大賞を受賞したオーサー複数名に、振り返りと今後の展望を執筆いただきました。

教員も子供も追い詰められる 長時間労働、校則、いじめ… 2022年の教育問題 #日本のモヤモヤ(内田良)

「お金や時間に関係なく子供のために尽くす」という「先生らしさ」。服装・頭髪の「中学生らしさ」「高校生らしさ」。かつては、そうした「らしさ」の追求が功を奏したことも多々あったことだろう。だがそれがいまや、子供や教員から、安全・安心な学校生活を奪っているように見える。

出典:教員も子供も追い詰められる 長時間労働、校則、いじめ… 2022年の教育問題 #日本のモヤモヤ(2022年12月31日、内田良)

2022年は水インフラ事故多発。老化した国土の血管「かんがい施設」は誰が面倒見る? #日本のモヤモヤ(橋本淳司)

 国土の血管の老化は私たちにどんな影響をもたらすか。

 もしあなたが「自分は農家ではないから用排水路が老朽化してもあまり関係ない」と思ったとしたら、大事なことを忘れている。食卓のご飯も、コンビニのおにぎりも、施設を流れる水が田んぼに入ることでつくられる。

出典:2022年は水インフラ事故多発。老化した国土の血管「かんがい施設」は誰が面倒見る? #日本のモヤモヤ(2022年12月31日、橋本淳司)

食品値上げは「食品ロス削減」で相殺できる―諸問題の解決に向けて増す重要性 #日本のモヤモヤ(井出留美)

食品ロスによって、345兆円分を捨てるということは、本来、われわれが受けられるはずだった、雇用や福祉、医療、教育のチャンスを失っているということだ。食品ロスは、経済損失や環境負荷であることはもちろん、社会面でのさまざまな機会の損失である。

出典:食品値上げは「食品ロス削減」で相殺できる―諸問題の解決に向けて増す重要性 #日本のモヤモヤ(2022年12月30日、井出留美)

オミクロンは世界をどう変えた?コロナは風邪になった?2022年振り返りと今後の展望 #日本のモヤモヤ(忽那賢志)

これからは、感染が落ち着いている時期には感染対策を緩め、今のように流行している時期には感染対策を強化する、といった流行状況に合わせた強弱をつけていく時期に来ているのではないかと思います。

つまり感染対策の緩和は一方向性に緩めていくものではなく、流行状況や新たな変異株の出現などによって多少の揺り戻しは許容しつつ緩めていくものだという共通認識を持つことが大事かと思います。

出典:オミクロンは世界をどう変えた?コロナは風邪になった?2022年振り返りと今後の展望 #日本のモヤモヤ(2022年12月28日、忽那賢志)

ママ・パパ世代を揺さぶった2022年の子供の水難事故 年齢によって注意すべきことは #日本のモヤモヤ(斎藤秀俊)

 いろいろとモヤモヤのある水難ではありますが、今後の事故を減らすためにも、まずは現状をきちんと見据えて(犯罪の可能性は考えつつ)まずは子供の行動に合わせた安全対策を年齢ごとに考えていく必要があります。

 水難事故をなくすために、年齢ごとの行動(傾向)をしっかり把握すれば、できる対策が必ずあります。

出典:ママ・パパ世代を揺さぶった2022年の子供の水難事故 年齢によって注意すべきことは #日本のモヤモヤ(2022年12月28日、斎藤秀俊)

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