ストレスに負けない子を育てる:レジリエンス(あきらめない、折れない心)の心理学
■しなやかで強い心を
ストレスは誰にでもやってきます。子どもだって、辛いことはあります。苦しいこと、大変なことを全部取ってあげれば良いわけではありません。ストレスを感じなければ良いわけでもありません。
転ばないようにいつもだっこすれば良いわけでもなく、転んでも痛くないようになれば良いわけでもないのです。
でこぼこ道も歩ける。転んで痛い目にあっても、また元気に起き上がれる。そんな心の強さ、しなやかさが必要です。そのような、逆境を乗り越える力、倒れても起き上がられる心の復元力、回復力を「レジリエンス」と言います。今、注目されている考え方です。
人生には、いろいろなことが起こります。それでも、ストレスや変化に対応し、様々なダメージを抑え、自分らしく成長していくことがレジリエンスです。何があっても何度でも立ち上がれる「あきらめない力」とも言えるでしょう。
ストレスが多く、変化の激し現代です。レジリエンスは、子どもにも大人にも企業にも社会にも必要でしょう。その大切なレジリエンスを、子どもの頃から育てたいと思います。
■レジリエンスの2つの面
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