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トラウトとフリーマン、大谷の前チームメイトと現チームメイトが同じ日に満塁本塁打を打つ

宇根夏樹ベースボール・ライター
マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)Mar 6, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 3月6日、フレディ・フリーマン(ロサンゼルス・ドジャース)は、エキシビション・ゲームで満塁本塁打を打った。そこから30分経たずに、マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)も、別の試合で満塁本塁打を記録した。今春のホームランは、フリーマンが2本目、トラウトは1本目だ。

 トラウトは、昨年まで、大谷翔平とチームメイトだった。フリーマンは、今年から、大谷とともにプレーする。過去3シーズンのトラウトと同じく、フリーマンの打順も、大谷の前後が多くなりそうだ。3月6日の試合は、大谷が2番、フリーマンは3番。大谷が四球で出塁して満塁となった後、フリーマンがホームランを打った。

 レギュラーシーズンの通算本塁打に占めるグランドスラムの割合は、2人とも、そう違わない。トラウトが1.63%(368本6本368本中6本)、フリーマンは1.56%(321本中5本)。小数点第2位を四捨五入すると、どちらも1.6%となる。

 トラウトは、満塁の通算118打席で打率.402(87打数35安打)と出塁率.449、OPS1.196を記録している。長打は、ホームラン6本と二塁打12本の計18本。四球は13、打点は120だ。フリーマンも、トラウトほどではないものの、通算151打席で打率.349(129打数45安打)と出塁率.364、OPS.938。長打は、こちらも18本。ホームランが5本、三塁打が1本、二塁打は12本だ。10四球を選び、121打点を挙げている。

 ただ、トラウトの満塁本塁打において、大谷が走者だったことはない。大谷は、2018年から2023年まで、エンジェルスでプレーした。トラウトの満塁本塁打は、2013年と2014年に各1本、2015年と2019年に各2本だ。2019年の2本は、4月6日と6月19日。その1試合目に、大谷は出場していない。前年の秋にトミー・ジョン手術を受け、2019年のシーズン初出場は5月7日。2試合目の打順は、トラウトが2番、大谷は3番だった。

 ちなみに、大谷が打った満塁本塁打は、2022年5月9日と2023年8月18日に1本ずつ。その1本目は、三塁走者のアンドルー・ベラスケス(現アトランタ・ブレーブス)と二塁走者のブランドン・マーシュ(現フィラデルフィア・フィリーズ)とともに、一塁走者のトラウトを生還させた。この試合で、大谷は2本塁打。満塁本塁打の前に、トラウトに続く2者連続ホームランを記録した。大谷が2本目の満塁本塁打を打った時、トラウトは離脱していた。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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