元エースを放出した球団が、FAの大物投手に興味!? 今オフはレギュラーの外野手も手放しているが…
ボストン・レッドソックスは、FAのジョーダン・モンゴメリーに興味を抱いているらしい。WEEIのロブ・ブラッドフォードは、レッドソックスのモンゴメリーに対する優先順位は他のFAの投手よりも高いが、プライスが下がるのを待っている、と報じている。MassLive.comのショーン・マカダムによると、レッドソックスは、モンゴメリーの代理人であるスコット・ボラスとコンタクトをとっているという。
レッドソックスは、2年続けて地区最下位に終わっている。2018年に地区3連覇とワールドシリーズ優勝を飾った後の地区順位は、3位→最下位→2位(ワイルドカード)→最下位→最下位と推移している。直近4年に3度の最下位だ。
今オフは、アレックス・バーデューゴとクリス・セールを、それぞれ、ニューヨーク・ヤンキースとアトランタ・ブレーブスへ放出した。バーデューゴは、ライトのレギュラーだった。セールは、元エースだ。近年は怪我に泣かされていたが、昨年は20試合に登板した。
ただ、再建を始めたわけではないらしい。レッドソックスは、バーデューゴを手放した直後に、こちらも外野手のタイラー・オニールを、セントルイス・カーディナルスから獲得した。セールと交換に入手したボーン・グリッソムは、まだブレイクしていないものの、レギュラーの二塁手として起用されそうだ。また、ローテーションには、ルーカス・ジオリトを加えている。2年3850万ドルの契約で迎え入れた。
モンゴメリーがどの球団と契約を交わすのかは、まだわからない。ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマンは、候補として、シカゴ・カブス、レッドソソックス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ロサンゼルス・エンジェルスを挙げている。
レッドソックスには、有利に働くかもしれない要素がある。モンゴメリーの妻、皮膚科医のマッケンジー・ディル-モンゴメリーは、ボストンの病院に勤務している。モンゴメリー夫妻は、2022年の冬に結婚した。昨年、モンゴメリーは、カーディナルスとテキサス・レンジャーズで投げた。
昨オフ、ブレーブスからFAになったダンズビー・スワンソンは、シカゴ・カブスと7年1億7700万ドルの契約を交わした。サッカー選手であるスワンソンの妻は、シカゴ・レッドスターズに在籍している。
スワンソン夫妻については、カブスに入団する前に、こちらで書いた。