パ・リーグの首位打者はどうなる!? 近藤健介が頓宮裕真を上回るには、オリックス相手の最終戦で…
パ・リーグの打率トップ4には、オリックス・バファローズと福岡ソフトバンク・ホークスの選手が2人ずつ並んでいる。上から順に、打率.307の頓宮裕真(オリックス)、打率.303の近藤健介(福岡ソフトバンク)、打率.298の柳田悠岐(福岡ソフトバンク)、打率.291の森友哉(オリックス)だ。
オリックスと福岡ソフトバンクは、10月9日に京セラドーム大阪で試合を行う。どちらのチームにとっても、レギュラーシーズン最後の143試合目だ。
この試合に、頓宮は出場しない。左足の骨折により、先月中旬から欠場している。柳田と森は、6打数6安打でも、頓宮の打率に届かない。
首位打者を獲得するのは、頓宮と近藤のどちらかだ。
近藤の打率は、最後の試合の打数(0~6)と安打(0~6)により、以下のようように変動する。
近藤が頓宮を上回るには、3打数3安打、あるいは6打数以下で4安打以上が必要となる。7打数の場合、5安打なら頓宮より上の打率.308(.30847)となるが、4安打だと頓宮より下の打率.306(.30645)だ。
打数が6以上の可能性は、極めて低い。今シーズン、近藤が1試合に記録した打数は5が最多だ。1試合の安打は、3本が最も多い。
また、近藤は、三冠王にもなり得る。
ホームランのトップ5は、26本塁打のグレゴリー・ポランコ(千葉ロッテ・マリーンズ)と浅村栄斗(東北楽天ゴールデンイーグルス)、25本塁打の近藤と万波中正(北海道日本ハム・ファイターズ)に、22本塁打の柳田だ。打点のトップ5も、顔ぶれは同じ。1位が86打点の近藤、2位が85打点の柳田、3位が78打点の浅村、4位が75打点のポランコ、5位は74打点の万波だ。
千葉ロッテと東北楽天は、10月9日の試合が雨天順延となり、10日に最後の試合を行う。北海道日本ハムは、すでに143試合を終えている。
なお、オリックスと福岡ソフトバンクは、クライマックス・シリーズ進出を決めているが、リーグ優勝のオリックスと違い、福岡ソフトバンクは、2位と3位のどちらになるのか、確定していない。CS進出の3チーム目も未定だ。
それについては、こちらで書いた。