大谷翔平が4試合続けて欠場の間にライバルたちは何本のホームランを打ったのか
9月4日から7日まで、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、4試合続けて欠場している。
9月3日を終えた時点で、ア・リーグの本塁打トップ5には、44本の大谷、35本のルイス・ロバートJr.(シカゴ・ホワイトソックス)、34本のアドリス・ガルシア(テキサス・レンジャーズ)、31本のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、29本のラファエル・デバース(ボストン・レッドソックス)が並んでいた。
そこから4日経った、9月7日の時点でも、トップ5の顔ぶれと順位は変わっていない。5人の本数も、同じままだ。試合に出場していない大谷だけでなく、2位~5位の4人も、9月4日~7日のホームランはなかった。
このスパンに、ロバートJr.は2試合で6打数1安打、ガルシアは3試合で9打数1安打、ジャッジは3試合で9打数3安打、デバースは3試合で13打数3安打。それぞれの長打は、デバースが二塁打2本で、あとの3人は二塁打1本だった。
本数が変わらず、残り試合は減っているので、大谷が本塁打王を獲得する可能性は、欠場する前よりも高まっている。
レギュラーシーズンの残りは、ホワイトソックス、ヤンキース、レッドソックスが22試合、レンジャーズは23試合。ガルシアは9月6日の試合で、ホームラン(となった打球)をもぎ捕ろうとしてジャンプした際、右膝を痛め、故障者リストに入った。エンジェルスはあと21試合だ。
ちなみに、現時点における、大谷の最後のホームランは、8月23日のダブルヘッダー1試合目。ロバートJr.は8月30日、ガルシアは9月3日、ジャッジは9月2日、デバースは8月20日が最後だ。
一方、ナ・リーグでは、9月3日時点のトップ3が、顔ぶれと順位はそのままながら、揃って本数を増やしている。マット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)が44本→47本、ピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)が41本→42本、カイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)は39本→41本だ。
オルソンは、8月14日から9月2日まで、18試合続けてホームランが出ていなかったが、9月3日以降、4試合続けてホームランを打っている。