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ホームランも盗塁も「チーム最多」の選手は大谷翔平だけ!? 43本塁打&17盗塁

宇根夏樹ベースボール・ライター
大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)Aug 16, 2023(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 今シーズン、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、43本のホームランを打ち、17盗塁を記録している。

 それぞれの順位は、ア・リーグ1位と17位だ。ホームランだけでなく盗塁も、エンジェルスの選手のなかでは、最も多い。エンジェルスで大谷に次ぐのは、ホームランが18本のマイク・トラウトハンター・レンフロー、盗塁は11のアンドルー・ベラスケスだ。15本塁打以上は、あと1人、17本のブランドン・ドゥルーリーがいるが、二桁盗塁は、大谷とベラスケスしかいない。

 エンジェルス以外の各チームで、最も多くのホームランを打っている選手と最も多くの盗塁を記録している選手は、以下のとおり。

筆者作成
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 ホームランと盗塁のどちらもチーム最多は、大谷の他に3人いる。33本塁打と16盗塁のルイス・ロバートJr.(シカゴ・ホワイトソックス)、25本塁打と37盗塁のボビー・ウィットJr.(カンザスシティ・ロイヤルズ)、24本塁打と24盗塁のカイル・タッカー(ヒューストン・アストロズ)がそうだ。

 ロバートJr.の33本塁打は、大谷に次ぐア・リーグ2位。ウィットJr.の25本塁打は5位タイ、タッカーの24本塁打は7位タイに位置する。ウィットJr.とタッカーは、盗塁もリーグ・トップ10にランクインしている。こちらは、7位タイと2位だ。

 なお、大谷は、2021年の46本塁打と26盗塁も、チーム最多だった。ホームランは29本のジャレッド・ウォルシュ、盗塁は15のデビッド・フレッチャーが、エンジェルスで2番目に多かった。2019年と2020年も、大谷は、チーム最多の12盗塁と7盗塁を記録している。昨シーズンは、34本塁打も11盗塁もチーム2位。それぞれ、40本塁打のトラウトと17盗塁のベラスケスに次いだ。

 

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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