同じトレードでエンジェルス加入の2人は、7年前のトレードでも一緒に移籍。生まれもデビューも同じ年
7月26日、ルーカス・ジオリトとレイナルド・ロペスは、マイナーリーガー2人と交換され、シカゴ・ホワイトソックスからロサンゼルス・エンジェルスへ移籍した。
どちらも右投手で、トレードはキャリア2度目だ。前回も、同じトレードで動いている。2016年12月に、アダム・イートンの交換要員として、メジャーデビュー前のデイン・ダニング(現テキサス・レンジャーズ)とともに、ワシントン・ナショナルズからホワイトソックスへ移った。
ジオリトが生まれたのは1994年7月14日、ロペスは1994年1月4日だ。メジャーデビューはさらに近く、2016年の6月28日と7月19日に、それぞれ、先発マウンドに上がった。昨シーズンから、ロペスはリリーフに専念しているが、2018~19年の2シーズンは、2人揃って規定投球回をクリアした。
彼らは、ナショナルズとホワイトソックスに続き、エンジェルスでもチームメイトとして投げる。4シーム、スライダー、チェンジアップ、カーブの4球種も同じ。今シーズンが終わるとFAになることも、共通している。
なお、7年前のトレードで一緒に移籍したダニングも、ジオリトとロペスと同じく、1994年生まれの右投手だ。29年前の12月20日に生まれた。
ただ、ダニングのメジャーデビューは、2020年8月19日。2人の4年後だ。高校からプロ入りしたジオリトとドミニカンのロペスと違い、ダニングは大学へ進んでからプロ入りした。ジオリトは21歳、ロペスは22歳でメジャーデビューしているが、ダニングも25歳なので、そう遅いわけではない。