このチームは出産ラッシュ。8日間に4人が「父親リスト」に入る
4月25日、ロサンゼルス・ドジャースの2人、マックス・マンシーとブルースター・グラデロールは、出産に立ち会うため――出産の瞬間に立ち会うかどうかまではわからないが――「父親リスト」に入った。
今シーズン、ドジャースでは、ムーキー・ベッツとエバン・フィリップスも、「父親リスト」に入っている。それぞれ、4月18日と20日だ。
ベッツとフィリップスは、すでにチームへ戻っているが、18日~25日の8日間に4人ということになる。
マンシーとベッツは、中心打者とリードオフ・マンだ。マンシーは、ここまで11本塁打。ベッツは、ライトと二塁に加え、復帰後は遊撃も守っている。また、フィリップスとグラデロールは、試合終盤に投げるリリーバーだ。
4月25日の試合を終えた時点で、ドジャースは13勝11敗ながら、2013年以降、10年続けてポストシーズンに進出している。
ちなみに、4月25日は、マンシーとグラデロールの他に、イーライ・ホワイト(アトランタ・ブレーブス)とコディ・ベリンジャー(シカゴ・カブス)も、「父親リスト」に入った。ホワイトがドジャースに在籍したことはないが、ベリンジャーは、昨年11月にノンテンダーとされてFAになるまで、ドジャースでプレーしていた。
ベリンジャーの年齢は27歳。ドジャースでは、2017年に新人王を受賞し、2019年はMVPに選ばれた。2017~19年の計111本塁打は、このスパンの6位に位置する。2021~22年の大不振がなければ、今もドジャースにいたはずだ。
今シーズンは、21試合に出場し、打率.300と出塁率.380、5本塁打と4盗塁を記録している。