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このチームの「22試合続けて先発投手の白星なし」は球団ワースト。メジャーリーグ最長は…

宇根夏樹ベースボール・ライター
ケン・ウォルディチャック(オークランド・アスレティックス)Apr 18,2023(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 オークランド・アスレティックスは、開幕から22試合を終え、4勝しか挙げていない。これらの白星は、いずれもリリーフ投手についている。トレバー・メイが2勝、チャド・スミスザック・ジャクソンが1勝ずつだ。昨シーズンの最後の試合は、先発投手が白星を手にしたので、ここまで、22試合続けて先発投手の白星なしを継続している。

 アスレティックスの広報がリリースしたゲーム・ノーツによると、これは球団最長タイ。カンザスシティ・アスレティックス時代の1964~65年に記録したストリーク(20試合+2試合)に並んでいるという。

 4月24日の試合で敗れるか、あるいは、勝ってもリリーフ投手が白星を手にした場合は、球団新記録となる。

 この試合の先発マウンドに上がるのは、ケン・ウォルディチャックだ。ロサンゼルス・エンジェルスに対して投げる。今シーズンの防御率は7.65だが、直近の4月18日は、5イニングを投げ、シカゴ・カブスに得点を許さなかった。

 また、今シーズンの初登板は、エンジェルスを相手に5.2イニングで6失点(自責点6)ながら、昨シーズンの最終登板、アスレティックスの162試合目は、大谷翔平と投げ合い、7イニング無失点で勝利投手となっている。

 現時点において、アスレティックスで最後に白星を手にした先発投手は、ウォルディチャックということだ。

 なお、開幕から先発投手に白星がつかなかったストリークのメジャーリーグ記録は不明だが、時期を問わない最長記録は、昨年の夏にワシントン・ナショナルズが樹立した43試合だ。ストリークは、7月7日から8月27日まで続いた。

 このスパンのナショナルズは、12勝31敗、勝率.279。今シーズンのアスレティックスは、4勝18敗、勝率.182だ。

【追記:4/25】

 4月24日、アスレティックスは勝ったが、先発投手のウォルディチャックに白星はつかなかった。6回裏、1死二塁の場面でウォルディチャックが降板した時、アスレティックスは3点リードしていた。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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