7年1億8200万ドルで入団したスラッガーが「契約2年目」に地元ファンの前で初めてホームランを打つ
4月17日、クリス・ブライアント(コロラド・ロッキーズ)は、ホームのクアーズ・フィールドでホームランを打った。
ロッキーズの選手としてプレーするのは、今シーズンが2年目だ。2021年の夏にシカゴ・カブスからサンフランシスコ・ジャイアンツへ移り、そのオフにFAとなったブライアントは、昨年3月にロッキーズと7年1億8200万ドル(2022~28年)の契約を交わした。
ロッキーズに入団後、クアーズ・フィールドでホームランを打ったのは、これが初めてだ。
昨シーズンは故障に見舞われ、42試合の出場にとどまった。とはいえ、アウェーでは、16試合の61打数で5本塁打を記録した。それに対し、ホームでは、26試合の99打数で0本塁打だった。
昨年4月8日から数えて33試合目、126打数目に、ようやくホームでホームランを打ったということになる。
ブライアントは、パワーのない打者ではない。2015~2221年の7シーズンに、ブライアントは25本塁打以上を5度記録している。そのうちの2度は、30本を超えた。また、クアーズ・フィールドは、標高1マイルの高地に位置し、打球がよく飛ぶ。
ちなみに、クアーズ・フィールドで最も多くのホームランを打ったのは、トッド・ヘルトンだ。キャリア全体の369本塁打中227本なので、61.5%を占める。ヘルトンは、1997年から2013年まで、ロッキーズ一筋にプレーした。
なお、ブライアントがクアーズ・フィールドで記録したホームランは、これが初めてではない。3本目だ。2016年と2017年に、カブスの選手として1本ずつ打っている。
【追記:4/19】
4月18日、ブライアントは、前日に続き、この日もクアーズ・フィールドでホームランを打った。