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日本プロ野球の各球団で「身長が最も高い選手と低い選手」「最重量と最軽量」

宇根夏樹ベースボール・ライター
近本光司 AUGUST 26, 2018(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

 身長199cmのジョー・ガンケルは、育成選手を含め、福岡ソフトバンク・ホークスで最も背が高い。昨年の阪神タイガースでも、ガンケルは最長身だった。一方、196cmのグレゴリー・ポランコは、国吉佑樹と並び、千葉ロッテ・マリーンズの最長身だが、昨年の読売ジャイアンツでは違った。今年もそうだが、読売には200cmの秋広優人阿部剣友(育成)がいる。ポランコは2人に次ぎ、アダム・ウォーカーと並んでいた。

 2月27日時点の支配下選手と育成選手のうち、各球団で身長が最も高い選手と最も低い選手、体重が最も重い選手と最も軽い選手は、以下のとおりだ。

筆者作成
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 阪神は、195cm以上の選手も170cm未満の選手もいない。193cmのカイル・ケラーが最も高く、ともに171cmの近本光司中野拓夢が最も低い。195cm以上が0人は、阪神と東北楽天ゴールデンイーグルスの2球団。170cm未満が0人は、阪神と読売の2球団だ。

 読売は、どの球団よりも190cm以上の選手が多く、14人を擁する。ただし、支配下選手に限ると、読売の190cm以上は6人。最多は、北海道日本ハム・ファイターズの9人となる。170cm未満の支配下選手は、中日の3人が最も多い。166cmの田中幹也、167cmの谷元圭介山本拓実がそうだ。中日は、195cmのアリスティデス・アキーノを除くと、支配下選手だけでなく、育成選手のなかにも、190cm以上はいない。

 100kg以上の支配下選手は、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンク、広島東洋カープの各7人が最多。70kg未満の支配下選手は、福岡ソフトバンクの4人が最も多い。育成選手を含めると、福岡ソフトバンクの70kg未満は9人を数える。

 また、身長の差が最も大きいチームメイトは、埼玉西武のジャシエル・ヘレラ(育成)と滝澤夏央、横浜DeNAベイスターズのスターリン・コルデロ(育成)と柴田竜拓西巻賢二(育成)だ。それぞれの身長は、198cmと164cm、201cmと167cm(2人)なので、どちらも34cmの差がある。

 一方、福岡ソフトバンクの砂川リチャード大津亮介は、体重の差が最も大きいチームメイトだ。123kgと63kg。その差は60kgだ。

 全選手のトップ10、高・低・重・軽は、こちら。

「現役プロ野球選手の「身長・体重ランキング2023」。重量トップ2は昨年より体重増!?」

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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