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各球団の通算安打トップ3。読売は、王、長嶋、川上。東北楽天は、銀次、島内、嶋

宇根夏樹ベースボール・ライター
立浪和義(左)と坂本勇人 MARCH 6, 2013(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

 各球団の通算安打トップ3に並ぶ計36人――12球団×3人――のうち、3分の2の24人は、プロ入りから引退までその球団で過ごしたか、現役選手の場合、まだ一度も移籍を経験していない。

 読売ジャイアンツ、広島東洋カープ、中日ドラゴンズ、東京ヤクルト・スワローズの4球団は、3人ともそうだ。

 一方、横浜DeNAベイスターズの3人は、いずれも、他球団でもプレーしている。横浜大洋ホエールズ/横浜ベイスターズで2307安打の石井琢朗は、広島東洋で125安打。大洋ホエールズ/横浜大洋で2081安打の松原誠は、読売で14安打。大洋で1725安打の近藤和彦は、近鉄バファローズで11安打を記録した。

 横浜DeNAは、トップ3に続く3人も同様だ。球団4位(1688安打)の高木豊は、日本ハム・ファイターズで48安打。球団5位(1627安打)の金城龍彦は、読売で21安打。球団6位(1575安打)の佐伯貴弘は、中日で22安打。球団一筋に過ごした選手では、鈴木尚典の1456安打が最も多い。

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 各球団のトップ3にランクインしている現役選手は、3人いる。2086安打の栗山巧は、埼玉西武ライオンズの1位。1238安打の銀次と1070安打の島内宏明は、東北楽天ゴールデンイーグルスのトップ2に並んでいる。

 また、各球団の4位には、4人の現役選手が位置する。2205安打の坂本勇人は、読売の4位。1874安打の青木宣親は、東京ヤクルトの4位。1831安打の松田宣浩は、福岡ソフトバンク・ホークスの4位。1698安打の中村剛也は、埼玉西武の4位だ。

 坂本は、球団3位の川上哲治と146本差。来シーズン、完全復活を遂げれば、届かない本数ではない。ここ3シーズン(2020~22年)とも120安打未満だが、その前の4シーズン(2016~19年)は150安打を超えている。青木は、球団3位の古田敦也と223本差。日本プロ野球のシーズン記録は、2015年に秋山翔吾(当時・埼玉西武/現・広島東洋)が樹立した216安打だ。ちなみに、青木の209安打(2010年)と202安打(2005年)は、歴代4位と7位に位置する。松田は、今オフに読売へ移籍したので、福岡ソフトバンクにおける通算安打は、1831本のまま、変わらない。中村は、球団3位の伊東勤と40本差。ここ9シーズン(2014~22年)とも、中村の安打は50本を下回ったことがない。ただ、今シーズンは54安打。来シーズンのトップ3入りは、確実とまではいかない。

 各球団の通算本塁打トップ3については、今年1月にこちらで書いた。今シーズンを含めると、本数と順位は多少変動している。

「各球団の通算本塁打トップ3。東京ヤクルトは、池山、バレンティン、山田」

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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