地区4位でもポストシーズン進出!? 現時点の勝率なら、ア・リーグのワイルドカード3枠はすべて東地区
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6月5日の時点で、27勝27敗のボストン・レッドソックスは、ア・リーグ東地区の4位に位置する。下にいるのは、ボルティモア・オリオールズだけだ。
けれども、レッドソックスは、ポストシーズン進出圏内にいる。ア・リーグの15チームを勝率の順に並べ、地区首位の3チーム、東地区のニューヨーク・ヤンキース、中地区のミネソタ・ツインズ、西地区のヒューストン・アストロズを除くと、レッドソックスは、同地区のトロント・ブルージェイズとタンパベイ・レイズに次ぐ、ワイルドカード・レースの3位となる。昨シーズンまで、ワイルドカードは1リーグ2チームだったが、今シーズンから3チームに増えた。
レギュラーシーズンは、3分の1が終わったところだ。ここから、順位は動いていくだろう。けれども、現時点のように、同じ地区の5チーム中4チームがポストシーズンへ進む可能性もあるということだ。
現在、レッドソックスは、西海岸へ遠征している。オークランド・アスレティックスをスウィープしたのに続き、6月6日からはロサンゼルス・エンジェルスと4試合を行う。
ワイルドカード・レースにおいて、27勝28敗のエンジェルスは、レッドソックスのすぐ下にいる。ただ、レッドソックスが4連勝中であるのに対し、エンジェルスは11連敗中だ。
このシリーズで先発マウンドに上がるレッドソックスの投手は、登板順に、マイケル・ワカ、ギャレット・ウィットロック、ネイサン・イオバルディ、ニック・ピベッタだろう。4人のシーズン防御率は、最も高いピベッタでも3.50だ。
一方、エンジェルスは、やや不透明ながら、ノア・シンダーガード、リード・デトマーズ、大谷翔平、チェイス・ソーセスの可能性が高そうだ。こちらの防御率は、3.99の大谷が最も低い。