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現役プロ野球選手の「身長・体重ランキング2022」。身長差は40cm近く、体重差は50kg以上

宇根夏樹ベースボール・ライター
左から、藤原恭大、柿木蓮、根尾昂、大谷翔平、吉田輝星、小園海斗(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

 日本プロ野球の各球団に在籍している、身長が高い選手と低い選手、体重が重い選手と軽い選手、それぞれのトップ10は以下のとおり。このランキングは、2月28日時点の支配下選手780人と育成選手194人、計974選手の身長と体重(いずれも公称)から作成した。

筆者作成
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 最も身長が高いのは、201cmのスターリン・コルデロ(横浜DeNAベイスターズ/育成)、最も身長が低いのは、164cmの滝澤夏央(埼玉西武ライオンズ/育成)だ。その差は37cmある。滝澤は、昨年の育成ドラフト2位。関根学園高からプロ入りした。二軍のイースタン・リーグは3月19日に開幕を迎え(ウエスタン・リーグは3月18日)、横浜DeNAと埼玉西武は3月19日~20日に対戦する。

 体重は、117kgの砂川リチャード(福岡ソフトバンク・ホークス)が最も重く、63kgの村川凪(横浜DeNA/育成)が最も軽い。こちらの差は54kgだ。村川は、昨年の育成ドラフト1位。四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスから、横浜DeNAに入団した。

 北海道日本ハム・ファイターズの2投手、コディ・ポンセブライアン・ロドリゲスは、ともに195cm以上&110kg以上だ。このどちらにも当てはまる選手は、彼らの他にはいない。一方、170cm未満&70kg未満は5人。164cm&65kgの滝澤、167cm&68kgの柴田竜拓(横浜DeNA)、167cm&69kgの羽月隆太郎(広島東洋カープ)と福田周平(オリックス・バファローズ)に、168cm&69kgの小深田大翔(東北楽天ゴールデンイーグルス)がそうだ。

 974人の平均は、身長が180.6cm、体重は84.9kg。柿木蓮(北海道日本ハム)と戸田隆矢(広島東洋/育成)は181cm&85kgなので、身長も体重も平均に近い。

 登録ポジション別の平均は、投手502人が181.9cmと85.5kg、捕手100人が177.8cmと85.1kg、内野手209人が178.9cmと83.7kg、外野手163人は180.3cmと84.7kgだ。

 投手の身長は201cmのスターリンが最も高く、167cmの4人が最も低い。体重は116kgのポンセが最も重く、66kgの大城真乃(福岡ソフトバンク/育成)が最も軽い。捕手の高・低・重・軽、それぞれのトップは、190cmのアリエル・マルティネス(中日ドラゴンズ)、170cmの甲斐拓也(福岡ソフトバンク)と森友哉(埼玉西武)、108kgの村山亮介(千葉ロッテ・マリーンズ/育成)、70kgの古市尊(埼玉西武/育成)。内野手は、200cmの秋広優人(読売ジャイアンツ)、164cmの滝澤、117kgのリチャード、65kgの滝澤。外野手は、196cmのグレゴリー・ポランコ(読売)とアダム・ウォーカー(読売)、167cmの福田、110kgのメル・ロハスJr.(阪神タイガース)と末包昇大(広島東洋)、63kgの村川だ。

 昨年版は、こちら。

「現役プロ野球選手の「身長・体重ランキング2021」。身長は164~201cm、体重は65~120kg」

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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