12球団の監督&コーチ。通算100本塁打以上の元選手が最も多い球団は…。1球団平均は1.33人

左から、伊東勤、原辰徳、山田久志 MARCH 7, 2009(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

 読売ジャイアンツの原辰徳監督は、選手時代に382本のホームランを打った。読売のコーチ陣には、360本塁打の村田修一野手総合コーチもいる。12球団のなかで、一軍の監督・コーチに通算300本塁打以上の元選手が複数いるのは、読売だけだ。

 他の球団にも、通算300本塁打以上の監督・コーチは、福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀ヘッドコーチ(413本)と北海道日本ハムファイターズの小笠原道大ヘッドコーチ兼打撃コーチ(378本)しかいない。千葉ロッテマリーンズの井口資仁監督(251本)は、メジャーリーグで打ったホームランを足しても、300本塁打に5本届かない。

 ただ、通算100本塁打以上の人数となると、読売が最多ではない。読売は、原と村田、吉村禎章作戦コーチ(149本)と石井琢朗野手総合コーチ(102本)の4人。それに対して中日ドラゴンズは、通算200本塁打以上こそ0人ながら、伊東勤ヘッドコーチ(156本)、栗原健太打撃コーチ(153本)、村上隆行巡回打撃コーチ(147本)、中村武志バッテリーコーチ(137本)、アロンゾ・パウエル打撃コーチ(116本)の5人を数える。村上は巡回打撃コーチだが、中日のオフィシャル・サイトと中日新聞の記事が一軍としているで、それに倣った。ちなみに、パウエルのメジャーリーグ通算本塁打は3本だ。

 一方、通算100本塁打以上の監督・コーチが皆無という球団も、少なくない。セ・リーグは2球団、パ・リーグは3球団がそうだ。一軍と二軍の担当を分けていないオリックス・バファローズは、コーチ全員を対象としたが、通算100本塁打以上はいなかった。

 この5球団それぞれの監督・コーチのなかで、選手時代のホームランが最も多かったのは、広島東洋カープが廣瀬純外野守備・走塁コーチ(51本)、東京ヤクルトスワローズが宮出隆自ヘッドコーチ(39本)、オリックスが梵英心打撃コーチ(74本)、埼玉西武ライオンズが辻発彦監督(56本)。東北楽天ゴールデンイーグルスは、打撃コーチの鉄平とバッテリー兼守備戦略コーチの光山英和が42本で並ぶ。

筆者作成
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 もちろん、選手時代に打ったホームランの本数と監督・コーチとしての手腕に、相関関係があるわけではない。