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大谷翔平は毎週日曜日に10登板。そのなかには「打者天国」の登板もあり

宇根夏樹ベースボール・ライター
大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)Jul 7, 2020(写真:代表撮影/USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、7月26日のオークランド・アスレティックス戦を皮切りに、毎週日曜日にマウンドへ上がる。「サンデー兆治」ならぬ「サンデー・ショータイム」といったところだ。

 予定どおりにいけば、大谷の登板は10試合。ア・リーグ西地区の4チーム中3チーム、アスレティックス、ヒューストン・アストロズ、テキサス・レンジャーズに対しては2試合ずつ投げるが、シアトル・マリナーズ戦は8月30日の1試合だけ。残り3試合はナ・リーグ西地区のチームが相手で、ロサンゼルス・ドジャース戦が2試合、コロラド・ロッキーズ戦が1試合となる。

筆者作成
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 それぞれ2試合で対戦する4チームのホーム/アウェーは、アスレティックス戦がどちらもアウェー、アストロズ戦はいずれもホーム。レンジャーズ戦とドジャース戦は、ホームとアウェーが各1試合だ。

 アウェーの4球場中、登板したことがあるのは、オークランド・コロシアムだけ。2018年4月1日のメジャーリーグ初登板が、この球場だった。2回裏に1死から3連打を喫し、3人目のマット・チャップマンにホームランを打たれたが、他の5イニングは1人(与四球)しか出塁させず、白星を手にした。

 他のアウェー3球場のうち、ドジャー・スタジアムはオークランド・コロシアムと同じく、どちらかと言えば投手有利だが、クアーズ・フィールドは「打者天国」だ。グローブライフ・フィールドは、レンジャーズが昨シーズンまでホームとしていたグローブライフ・パークと名称は似ているものの、今シーズンがオープン1年目なので、まだデータがない。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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