中日の石川昂弥が記録した「初打席・初安打」は「2019年ドラフト入団」の何人目!?
7月12日、出場選手として登録された石川昂弥(中日ドラゴンズ)が、その日の試合で「7番・三塁」としてスターティング・ラインナップに名を連ね、2回裏の初打席に二塁打を打った。
その後の3打席はいずれも三振を喫したものの、一軍デビューも初安打も、昨年のドラフトで指名され、高校からプロ入りした選手のなかでは一番乗りだ。
ドラフト時に大学生や社会人だった選手を含めると、デビューは23人目。野手では9人目となる。デビュー=先発出場の野手は、現時点では石川しかいない。
打席に立ったのは、森下暢仁(広島東洋カープ)、岡野祐一郎(中日)、坂本裕哉(横浜DeNAベイスターズ)の3投手を含めて12人。そのうち、ヒットを打ったのは石川が5人目だ。初打席でヒットは、石川の前に、同じく中日の郡司裕也が記録している。東京六大学の三冠王は、6月23日に加藤匠馬の代打として起用され、レフトへヒットを打った。
また、石川の二塁打は、6月28日の郡司と7月1日の福田光輝(千葉ロッテマリーンズ)に続く3人目(3本目)だ。福田の初安打はこの二塁打ではなく、同じ試合で打った投手への内野安打。1試合複数安打は、今のところ、福田だけだ。
他の長打、ホームランと三塁打はまだ誰も記録していないが、6月27日に佐藤都志也(千葉ロッテ)が打った初安打はサヨナラ打。唯一人、打点を挙げている。
この他、盗塁は小深田大翔(東北楽天ゴールデンイーグルス)が2度成功。6月20日と7月4日なので、初安打(6月30日)よりも初盗塁が先だった。小深田は犠打も7月8日に決めているが、こちらは2人目。投手の森下が、6月21日と28日に1本ずつ記録した。