1試合6盗塁◆1試合6四球◆1イニングに重盗2度◆「ミスター・パードレ」死去…【6月16日のMLB】
◆2014年6月16日
トニー・グウィンが、54歳で亡くなる。サンディエゴ・パドレス一筋にプレーした「ミスター・パードレ」は、通算3141安打を記録。首位打者を8度獲得し、ライトの守備ではゴールドグラブに5度選ばれた。選手生活を終えた後は、母校のサンディエゴ州立大でヘッド・コーチを務めた。2007年に殿堂入り。死因は唾液腺癌。グウィンのヘッド・コーチ時代にサンディエゴ州立大でプレーしたスティーブン・ストラスバーグやアディソン・リードは、それまで嗜んでいた噛みタバコをやめることにした。
◆1991年6月16日
アトランタ・ブレーブスのオーティス・ニクソンが、1試合に6盗塁を成功させる。1900年以降では、エディ・コリンズに続く2人目(3度目)。コリンズは、1912年9月11日と22日の2試合で記録した。その後、エリック・ヤング(1996年6月30日)とカール・クロフォード(2009年5月3日)も1試合6盗塁。
◆1969年6月16日
ミネソタ・ツインズのロッド・カルーとトニー・オリバが、1回裏にダブル・スティール(重盗)を2度決める。三盗&二盗と本盗&三盗。
◆1938年6月16日
ボストン・レッドソックスのジミー・フォックスが、6打席とも四球で出塁する。1試合6四球は史上初。その後、アンドレ・ソーントン(1984年5月2日)、ジェフ・バグウェル(1999年8月20日)、ブライス・ハーパー(2016年5月8日)も記録した。8打席で2打数0安打のソーントンとバグウェルに対し、フォックスとハーパーは0打数0安打。ハーパーは7打席中6打席が四球で、3打席目は死球。
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