過去に達成した選手はいた? 内川聖一は「20本塁打以上のシーズンなしに通算200本」まであと4本

内川聖一/2013年のWBC Mar 10, 2013(写真:ロイター/アフロ)

 2001年の一軍デビュー以降、内川聖一(現・福岡ソフトバンクホークス)のホームランが20本に達したシーズンは、一度もない。最も多いのは、2013年の19本だ。それでも、内川は通算200本塁打まで4本に迫っている。

 日本プロ野球では、これまでに106人が200本塁打以上を記録している。彼らのうち、シーズン20本塁打以上が皆無の選手は、209本の白仁天だけだ。内川は、あと4本のホームランを打つと、白に続いて2人目の「20本塁打以上のシーズンなしに通算200本のホームランを打った選手」に。そこから、さらに10本を積み上げると、白を追い越し、「20本塁打以上のシーズンなしに最も多くのホームランを打った選手」となる。

 もちろん、内川がこれから1シーズンに20本以上のホームランを打つ可能性は、皆無ではない。そうなれば、「20本塁打以上のシーズンなしに」ではなくなる。ただ、白を除く200本塁打以上の105人は、いずれも200本塁打に到達する前にシーズン20本以上を記録している。

 20本塁打以上のシーズンがない選手の「通算本塁打トップ10」は、以下のとおりだ。156本で並ぶ2人のうち、伊東勤は15本以上のシーズンもなかった。

筆者作成
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 また、このなかから3人の現役選手、196本の内川、163本の糸井嘉男(阪神タイガース)、142本の長野久義(広島東洋カープ)を除くと、8~10位には、139本の高田繁中暁生、137本の遠井吾郎が並ぶ。それぞれのシーズン最多は、19本(1972年)、18本(1966年)、16本(1965年)だ。勝手な思い込みかもしれないが、高田はもっとホームランを打っていた印象がある。「高田ファウル」のせいだろうか。

 なお、二桁本塁打のシーズンがなく、通算は三桁という選手はいない。例えば、102本の石井琢朗は、11本以上のシーズンこそないものの、1997年と2000年、2004年の3シーズンとも、ちょうど10本のホームランを打った。

 30本塁打以上のシーズンがない選手と40本塁打以上のシーズンがない選手、それぞれの「通算本塁打トップ10」はこちら。

筆者作成
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 それとは反対に、30本塁打以上と40本塁打以上のシーズンが多い選手については、こちらで書いた。

王貞治に次いで「30本塁打以上のシーズン」が2番目に多いのは、野村克也と…。現役最多はバレンティン