今オフのFA契約トップ40。上位7人は先発投手と三塁手。秋山翔吾は外野手2位

秋山翔吾(シンシナティ・レッズ)Jan 8, 2020(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 今オフ、FA市場に出て、1000万ドル以上の契約を手にした選手は、ポスティング・システムを利用した筒香嘉智(タンパベイ・レイズ)を含めると、39人を数える。

 筒香の契約は2年1200万ドル。レイズが横浜DeNAベイスターズに払うポスティング料の240万ドルを別にしても、1000万ドルを上回る。ホゼ・アブレイユ(シカゴ・ホワイトソックス)とジェイク・オドリッジ(ミネソタ・ツインズ)の2人は、1年1780万ドルのクオリファイング・オファーを受け入れて残留した。アブレイユとホワイトソックスは、その直後に3年5000万ドルの延長契約を交わした。

 総額8000万ドル以上の契約は、先発投手5人と三塁手2人。他のポジションでは、捕手のヤズマニ・グランダルが最も高く、4年7300万ドルでホワイトソックスに入団した。それに次ぐ2人、ともに4年6400万ドルでシンシナティ・レッズと契約したマイク・ムスタカスニコラス・カステヤノスは、内野手と外野手だ。ムスタカスは主に三塁を守ってきたが、レッズでは二塁を定位置とする。彼らとチームメイトになる秋山翔吾の3年2100万ドルは、レッズと契約した選手では3番目ながら、外野手ではメジャーリーグ全体で2番目に高い。カステヤノスはコーナー・アウトフィルダー(&元三塁手)なので、センターを守れる選手に限れば、秋山が最高額となる。

 ムスタカスを二塁手、アブレイユを一塁手/DHとすると、総額4000万ドル以上がいないのは遊撃手だけだ。トップ40には、1年1400万ドルのディーディー・グレゴリアス(フィラデルフィア・フィリーズ)しかいない。

筆者作成
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 なお、同じ総額の場合、年平均額が高い選手を上の順位とした。例えば、16位のタナー・ロアーク(トロント・ブルージェイズ)と17位のウィル・ハリス(ワシントン・ナショナルズ)は、ともに総額2400万ドルだが、契約年数が2年と3年なので、年平均額は1200万ドルと800万ドルとなる。

 年平均額の順位は、総額とは一致しない。上位5人は変わらないものの、6位以降は異なる。総額の6位と7位に位置する2人の年平均額を比べると、マディソン・バムガーナー(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)の1700万ドルは12位、ヒョンジン・リュ(ブルージェイズ)の2000万ドルは6位だ。彼らの総額の差は500万ドル。リュが2023年のオフに4年8000万ドルの契約を満了し、新たに1年500万ドルの契約を手にすれば、今後5年(2020~24年)の総額はバムガーナーの5年8500万ドルに並ぶ。ただ、そうなるとは限らない。リュは2024年3月に37歳を迎える。

 FAに対し、総額1億5000万ドル以上を投じた6球団については、こちらで書いた。

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