阿部慎之助と中村剛也に続き、史上21人目の「400本塁打」が現れるのは何年後?

松田宣浩/2017年のWBC Mar 15, 2017(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

 今シーズンは、阿部慎之助(読売ジャイアンツ/引退)と中村剛也(埼玉西武ライオンズ)が通算400本塁打に到達した。それぞれの400本目は、6月1日と7月19日。2ヵ月に2人は史上初だが、1シーズンに2人は、小久保裕紀山崎武司もそうだった。2011年の5月12日と8月18日に、400本目のホームランを打った。

 ただ、400本塁打の達成者は、そう頻繁に現れるものではない。阿部と中村は、史上19人目と20人目。彼らの前に、中村紀洋が18人目となったのは2013年6月30日だ。達成者が18人から19人に増えるまでには、6年かかっている。

 200本塁打以上を打ち、400本までの「折り返し地点」を過ぎている現役選手は、7人を数える。彼らのうち、史上21人目の400本塁打に最も近いのは、288本のウラディミール・バレンティン(東京ヤクルトスワローズ)だ。残り112本という「少なさ」に加え、ここ3シーズンの平均34.3本は、7人のなかで最も多い。1シーズンに30本ずつ積み上げていけば、4年後の2023年には400本に達する。これまで、出場15試合で1本塁打の2015年を除くと、30本以下のシーズンは一度もない。25本ずつでも、到達は5年後の2024年だ。あとは、いつまでプレーするかだろう。

筆者作成
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 一方、福留孝介(阪神タイガース)は、本数こそバレンティンと8本差ながら、400本塁打には届かない可能性が高い。ここ3シーズンの平均は14.0本。このペースだと、到達するのは51歳だ。ちなみに、福留は史上13人目の200二塁打まで、あと6本に迫っている。こちらは、来シーズン中にたどり着くだろう。今シーズンと同じく16本の二塁打を打てば、409本の榎本喜八を抜いてトップ10にランクインする。

 残りの本数とここ3シーズンの平均からすると、バレンティンに次いで400本塁打に近いのは、松田宣浩(福岡ソフトバンクホークス)だ。ペースがここ3シーズンの平均28.7本から少し落ちても、平均25.2本であれば5年後の2024年に到達する。年齢はバレンティンより1歳上だが、松田は5年続けて全143試合に出場している。