CSの切符は残り1枚。阪神は3試合とも白星が必要。広島が最終戦で敗れると、阪神は2勝1分で並ぶが…
パ・リーグのCS(クライマックスシリーズ)は、福岡ソフトバンクホークスと東北楽天ゴールデンイーグルスがファーストステージで対戦し、ファイナルステージは埼玉西武ライオンズ対ファーストステージの勝者となる。
一方、セ・リーグでは、読売ジャイアンツのリーグ優勝と横浜DeNAベイスターズの2位が決まったものの、3位はまだ確定していない。広島東洋カープが有利だが、阪神タイガースにも可能性は残っている。
レギュラーシーズンの残りは、広島東洋が1試合、阪神は3試合だ。広島東洋は9月27日に中日ドラゴンズと対戦する。阪神は9月28日に横浜DeNA、29~30日に中日と当たる。
広島東洋が最終戦に勝てば、阪神は3勝しても追いつけない。
一方、広島東洋が引き分けた場合、阪神は3勝0敗なら、勝ち星は広島東洋より少ないものの、勝率で上回る。広島東洋が敗れた場合も、阪神は3勝0敗で逆転となる。
また、広島東洋が敗れ、阪神が2勝0敗1分だと、両球団は勝率5割で並ぶ。ただ、70勝70敗3分と68勝68敗7分なので、勝ち星で上回る広島東洋がCSへ進み、阪神はオフを迎える。
ちなみに、阪神は3位か4位ではなく、中日に抜かれて5位ということもあり得る。